2015-01-28
日本児童出版美術家連盟(童美連)事業部主催 『新春絵本日和2』
黒井さんも池田さんも、とても有意義な絵本制作にまつわるお話しをされ、ベテランの方も色々な悩みを持ちながら、それを超えて制作していかれた様子が良く伝わりました。黒井さんは、プロジェクターを用いて、自己の作品変遷の解説を丁寧にされました。池田さんは、皮革工芸会社の立ち上げから、どの様にして人気キャラクター「ダヤン」が生まれたのかを丁寧にお話しされました。
二次会では、黒井さんは席が遠くてお話しできなかったのですが、池田さんとはじっくりと旅の話ができて良かったです。
この2~3年、絵本制作・出版、大型個展の開催、昨年10月の海外取材旅行など実に多忙で、ようやく一息ついたこの頃、大きな旅の後などに時たま起こる、憂鬱感が昨年12月末頃から続いており、気分が沈む日が多いのです。また、世間では不穏な事象もあいつぎ、私と同姓の人の事件など、「海外で苦境に置かれた子供達の現状を伝えたい」というその志の意義まで自分と重なり、他人事とは思えないのです。
しかし、ベテランの方々も、様々に悩まれながら長年制作を継続されて来た話を聴き、勇気づけられる思いでした。まだまだ若輩である私も、もっともっと頑張らねばなりませんね・・・。
日本画家・絵本画家 後藤 仁

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