2014-10-29

ミャンマー(ビルマ)写生旅行 その1

 今までに数多くの興味深い国内外の旅をしてきましたが、ブログにまとめるのは大変なので、今回の新しい旅からおいおい載せていこうと思います。この度「ミャンマー(ビルマ)写生旅行」10月2日~28日にかけて行いました。ミャンマーは映画「ビルマの竪琴」でも知られる敬虔な仏教国で、前々から訪れたいと考えていました。今、急速な民主化が進み伝統文化が変化して行く中、このタイミングしかないと旅を遂行しました。
 ミャンマーのビザを日本で取るのは少々面倒ですが、品川のミャンマー連邦共和国大使館に2回出向いて取得しました。

 10月2日、11:00成田発→ヤンゴン行、ANA(全日空)NH913便でミャンマーに向かいました。普段は安い海外航空会社を使う事が多いのですが、現在のANAの座席テレビは発達しており、映画・テレビ・ビデオ・音楽等が数多く視聴できるのですね。機内食も美味しく、快適な空旅でした。
 ミャンマー現地時刻、15:40ヤンゴン着。入国審査を済ませて、空港で両替。ミャンマーでは日本円・トラベラーズチェックが全く使えないので、全て米ドル現金で持参。1ドル(約100円)がおよそ1000チャット(K)です。空港のタクシーカウンターでタクシーを依頼して(市内ダウンタウンまで7000K≒700円)、ミャンマーは宿不足というので日本から電話で予約しておいたチャンミー・ゲストハウスへ直行。チャンミー・ゲストハウスはバックパッカー等に人気の宿の様で、一泊(朝食付)でシングルルームは18ドルです。東南・南アジアでは500円位で泊まれるゲストハウスがたくさんありますが、ミャンマーでは安くても一泊1500円位です。しかし、その分設備は結構整っています。

 2日目、シュエダゴォン・パヤーへ。ここはミャンマー人憧れの上座部仏教の聖地で、多くの善男善女がお参りをしていました。入場料9ドルで立派なパンフレット付。中国等では既にほぼ廃止された外国人料金が、ミャンマーでは多くの所で適用されていました(ミャンマー人の5~10倍位の価格設定)。市内の主な観光地間の移動はタクシーで2000~4000K位で出来ます。
 シュエダゴォン・パヤーは黄金の仏塔が林立し、とても立派な寺院です。見所も多く、1時間30分位のスケッチを含めて4時間位はここに居たでしょうか。

ミャンマー旅行01シュエダゴォン・パヤー

ミャンマー旅行02シュエダゴォン・パヤー

 その後、予約しておいたミャンマー国内便のエアーバガンのオフィスでリコンファーム(予約再確認)を済ませて(現在Eチケット導入後、リコンファームは必要ないのですが、念の為に・・・)、ボーヂョーアウンサン・マーケットで軽く昼食。カウソエという麺料理(4000K。マーケットの食堂は少し高めかな・・・)をいただきましたが、なかなか美味しい!!。ボーヂョーアウンサン・マーケットは土産物等多くの物産があふれていますが、観光客目当てのトラブルも多いらしく、この周辺地域は少し注意が必要です。価格も地方より高めの様で、ここでは私は見物するだけです。マーケット近くの露店で買ったマンゴスチンは相場よりかなり高い価格(4~5倍)で買わされた様ですが、宿で食べようとするとほとんど実が入っていなくてカビも生えた不良品だったので、即行店に戻って「Bad!」等と言うと、すぐに良いものと替えてくれました。店の人は中身の良し悪しを判別しているらしく、意図的に悪い物を外国人観光客に押し付けている様子です。マンゴスチンは、すぐに割れない殻の堅過ぎるものは不良品だと知りました。

ミャンマー旅行03ボーヂョーアウンサン・マーケット

 その後、街のシンボル、スーレー・パヤー(3ドル)を見物。ちなみにパヤーとは、仏塔を意味します。寺院では必ず履物(靴下も)を脱がなければいけないので、暑さも半端では無いミャンマーではスリッパで過ごすのが一番です。

ミャンマー旅行04スーレー・パヤー


 3日目はティリ・ミンガラー・カバーエー・ゼディ(カバーエー・パヤー)(カメラ撮影料300K)を見物。ここの黄金の仏像は美しく、堂内でスケッチをしました。寺院裏の聖洞窟も見て、その後、国立博物館(5000K)に移動。この博物館は巨大で展示物も優れています。ここで5時間程過ごして、写真撮影は不可でスケッチは良いとの事ですので、展示してあるミャンマーハープ(ビルマ竪琴)を弾くDEVA(デーバ)像をスケッチ。少数民族の衣装の展示等も面白かったのですが、展示数が多過ぎて把握しきれませんでした。写真撮影は不可で図録も売っていないので、ここの展示は良い絵画資料になるのですが、頭に記憶しておくだけです。

ミャンマー旅行05ティリ・ミンガラー・カバーエー・ゼディ(カバーエー・パヤー)

 遅めの昼食は博物館近くの有名店フィールで、6500Kで美味しいビルマカレーがおなか一杯です( ^^) _U~~。その後休息を取って、夕食は宿の近くの203という大衆食堂でビルマカレー(3400K)をいただきました。こちらも美味しい!!。ミャンマーはとても暑いので、朝早くから活動して、昼過ぎには一度宿で休憩するのが一番効率よく取材できます。

ミャンマー旅行06「フィール」 ビルマカレー

ミャンマー旅行07「203」 ビルマカレー

 4日目はヤンゴンからインレー湖へ飛行機で移動します。インレー湖の「ファウンドーウー祭り」は、今回の旅の大きな目的の一つですので楽しみです。この続きは次回といたしましょう。
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No title

後藤仁先生、長旅お疲れ様でした。

マンゴスチンの「bad!」のくだりでは笑かされました。
やはりその時の顔はかのrock歌手の感じだったのでしょうか?
しかし収支報告の正確さはどこかの政治家と違い「good!」(゜_゜)
序章にあたりましょうか?次が楽しみになります(^^)/

Re: No title

さとおーる様。
 海外でははっきりと「YES か NO」を言わないといけない場面が多々あります。しかし、ミャンマー等では、あまり声を荒げるとよくとらえられないという風潮があると言いますので、対応は難しい所です。一か月の長旅ですので、これからボチボチ、続きをアップしていきます。
 日本画家・絵本画家 後藤 仁
プロフィール

後藤 仁(GOTO JIN)

Author:後藤 仁(GOTO JIN)
 ~後藤 仁 公式ブログ1~
日本画家・絵本画家 後藤 仁(GOTO JIN)の日本画制作、絵本原画制作、写生旅行、展覧会などのご案内を日誌につづります。

  〔後藤 仁 略歴〕
1968年兵庫県赤穂市生まれ。15歳、大阪市立工芸高校美術科で日本画を始める。東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業、後藤純男先生(恩賜賞受賞者)に師事。在学中より約12年間、旧岩崎邸、入船山記念館、孫文記念館(移情閣)等の金唐革紙(手製高級壁紙)の全復元を行う。卒業以降は日本画家として活動し、中国・インドをはじめ世界各地に取材した「アジアの美人画」をテーマとする作品を描き、国内外で展覧会を開催する。近年は絵本の原画制作に力を入れる。
○絵本作品に『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店)、『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)、『わかがえりのみず』(鈴木出版)、挿絵作品に『おしゃかさま物語』(佼成出版社)。『犬になった王子 チベットの民話』は、Internationale Jugendbibliothek München ミュンヘン国際児童図書館(ドイツ)の「The White Ravens 2014/ザ・ホワイト・レイブンス 国際推薦児童図書目録2014」に選定される。NHK日曜美術館の取材協力他、テレビ・新聞等への出演・掲載も多い。
○東京藝術大学・デザイン科非常勤講師。東京造形大学・絵本講師。金唐革紙保存会 主宰。日本児童出版美術家連盟(童美連)(太田大八先生、赤羽末吉先生、いわさきちひろ先生らが創設)会員・理事。絵本学会(太田大八先生らが創設、現会長:松本 猛先生)会員。日本中国文化交流協会(井上 靖先生らが創設)会員。この本だいすきの会(代表:小松崎 進先生)会員。千葉県松戸市在住。

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