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2021-08-08

大垣祭り・中町 布袋軕 天井画(天井絵)制作〈その4〉、小下図/大下図

「大垣祭り〔ユネスコ無形文化遺産・国重要無形民俗文化財〕・中町 布袋軕(ほていやま)」(岐阜県大垣市) 
 天井画(天井絵)制作


 絵師(日本画家・絵本画家) 後藤 仁、GOTO JIN
  (※フェイスブック Facebook に記述した内容から、今回、小下図大下図・途中経過の工程をまとめています。)

                 *

2021年7月26日(月)、本日から「天井画」『龍図』”小下図(こしたず)制作” に取り掛かりました。
 縮小サイズの紙面で、イメージを固めていきます。とても勇ましくて、かっこいい龍になりそうですよ~❣❣


7月27日(火)、本日、「天井画」”小下図(こしたず)” が完成しました。ここの所、集中力が増してきたので、イメージが新鮮なうちに、2日間で一気に仕上げました。
 私の場合、「小下図」は、大抵、鉛筆だけか、鉛筆色鉛筆で描きます。これで、おおよその完成像が把握できるのです。
 画題をひとまず、『黒龍・四姫図』としました(最終的に変更の可能性あり)。黒龍の力強さと、姫君の優美さが融合した、伝統と革新~日本様式と中国様式を合わせ持つ(龍の姿態は純日本様式で、全体的な構図・意匠は中国様式になっています)、私らしくてオリジナリティあふれる龍図になるかと思います。
 この後、1か月間以内を目途に、原寸大の「大下図(おおしたず)」を作画していきます。ますます気合が乗ってきています〰 ❣❣

大垣祭り、天井画制作・小下図
大垣祭り、天井画「小下図」 後藤 仁

                 *

8月3日(火)、本日、「天井画」”大下図(おおしたず/原寸大の下図)” に取り掛かりました。私の場合、「大下図」は、新鳥の子紙(和紙風の洋紙)に鉛筆で輪郭線のみを描きます。
 まずは、定規とコンパスで補助線を引きます。大きなコンパスがアトリエに無いので、段ボールで巨大コンパスを即席手作り。絵画の場合は、これくらいアバウトな方が、適度な自然の”揺らぎ”を醸し出すので、かえって良いのです。
 今日は拙ブログの文章作成に時間が取られてしまい、あまり制作が進みませんでしたが、明日以降も、どんどん作画してまいります~❣

大垣祭り、天井画制作・大下図
定規で補助線を引く。

大垣祭り、天井画制作・大下図
手製の巨大コンパスで円を描く。

大垣祭り、天井画制作・大下図
手製の巨大コンパスで円を描く。

大垣祭り、天井画制作・大下図
補助線、完成!!



8月4日(水)、本日、「天井画」”大下図(おおしたず/原寸大の下図)” を描き進めました。
 小下図やスケッチ・資料画像を基に、鉛筆で、おおよその当たりを付けていき、メインの部分(今回は龍の顔)から徐々に描き起こしていきます。絵画の場合は、端から部分的に描くのではなくて(最近、超リアル画 等と称して、写真を元に端から部分描写をしていくような、絵描き動画をよく観ますが・・・)、霧の中から像が浮かび出てくるように、画面全体のバランスを取りながら全体的に描き進めるのが、良いデッサンとされていますよ~。('ω')ノ
 本日は、の顔のイメージがおおよそ完成してきました。明日以降、更に各部分をつめていきたいと思います~❣

大垣祭り、天井画制作・大下図
天井画「大下図」の作画中、後藤 仁

大垣祭り、天井画制作・大下図
天井画「大下図」の作画中、後藤 仁

大垣祭り、天井画制作・大下図
天井画「大下図」 制作過程① 龍を描き進める。

大垣祭り、天井画制作・大下図
天井画「大下図」 制作過程②

大垣祭り、天井画制作・大下図
天井画「大下図」 制作過程③

大垣祭り、天井画制作・大下図
天井画「大下図」 制作過程④

大垣祭り、天井画制作・大下図
天井画「大下図」 制作過程⑤ 周囲の「姫君」の当たりを取る。

大垣祭り、天井画制作・大下図
天井画「大下図」 制作過程⑤ 〈アップ〉 龍の顔の辺りを中心に描き進める。この後も、まだまだ、続きます!!



8月6日(金)、本日も、「天井画」”大下図(おおしたず/原寸大の下図)” を描き進めました。
 の鱗の構造が複雑で、描くのがとても難しく、今日はここで力尽きました~。 (@_@)
 明日以降、鱗を仕上げて、全体的に、更に描き込んでいきます。乞うご期待~❣

大垣祭り、天井画制作・大下図
天井画「大下図」の作画中、後藤 仁

大垣祭り、天井画制作・大下図
天井画「大下図」の作画中、後藤 仁

大垣祭り、天井画制作・大下図
天井画「大下図」 制作過程⑥ 龍の各部を描き進める。

大垣祭り、天井画制作・大下図
天井画「大下図」 制作過程⑦ 龍の鱗を描き進める。次回へ、まだまだ続きますよ~!!


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ジャンル : 学問・文化・芸術

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後藤 仁 プロフィール

後藤 仁(JIN GOTO、后藤 仁、고토 진)

Author:後藤 仁(JIN GOTO、后藤 仁、고토 진)
~後藤 仁 公式ブログ1~
絵師〈日本画家・絵本画家、金唐革紙製作〉後藤 仁(JIN GOTO、后藤 仁、고토 진)の日本画制作、絵本原画制作、写生旅行、展覧会などのご案内を日誌につづります。

 【後藤 仁 略歴】
1968年兵庫県赤穂市生まれ。15歳、大阪市立工芸高校 美術科で日本画を始める。東京藝術大学 絵画科日本画専攻 卒業、後藤純男先生(日本芸術院賞・恩賜賞受賞者)に師事。在学中より約12年間、旧岩崎邸、入船山記念館、孫文記念館(移情閣)等の金唐革紙(手製高級壁紙)の全復元を行う。
卒業以降は日本画家として活動し、中国・インドをはじめ世界各地に取材した「アジアの美人画」をテーマとする作品を描き、国内外で展覧会を開催する。近年は絵本の原画制作に力を入れる。
○絵本作品に『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店)、『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)、『わかがえりのみず』(鈴木出版)、『金色の鹿』(子供教育出版)、挿絵作品に『おしゃかさま物語』(佼成出版社)。
『犬になった王子 チベットの民話』は、Internationale Jugendbibliothek München ミュンヘン国際児童図書館(ドイツ)の「The White Ravens 2014/ザ・ホワイト・レイブンス 国際推薦児童図書目録2014」に選定される。また、宮崎 駿 氏の絵物語「シュナの旅」の原話になった事でも知られている。
○NHK日曜美術館の取材協力他、テレビ・新聞・専門誌・インターネットサイト等への出演・掲載も多い。
○東京藝術大学 デザイン科講師、東京造形大学 絵本講師 他、日本画・絵本講師。国選定保存技術 金唐革紙 製作技術保持者。日本美術家連盟 会員(ご推薦者:中島千波先生)、絵本学会 会員、日本中国文化交流協会 会員。千葉県松戸市在住。

★現在、日本国内向けと、中国向けの「絵本」を制作中です~❣

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絵:後藤 仁 /文:君島 久子 /出版社:岩波書店絵本ナビ


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