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2019-02-10

後藤仁 台湾写生旅行 その7

2018年2月22日~3月15日までの22日間の「台湾写生旅行」 その7
 
 3月6日(火) 旅行13日目霧台(ウータイ)の「塞巴拉得伝統石板屋」に宿泊し、昨夜はぐっすりと眠れたようで、朝は心地良い目覚めでした。顔を洗って外に出ると、庭から見える山川は霞んで、いい雰囲気です。しばらくすると、宿の おじさんがやって来て、朝食のパンとコーヒーを作ってくれました。おじさんの家は代々、石板職人・芸術家で、親はこの村の村長をやっていたというような話を筆談でしました。一見強面ですが、なかなか親切でいい人です。
 宿を出ると、霧台の村を少し散策。村の教会や小学校を見物しました。8:30のミニバスで三地門(サンディーメン)に向かい、9:00過ぎに到着。三地門は台湾少数民族パイワン族とルカイ族が住む天地です。ここには「台湾原住民族文化園区」(入場料150元)というテーマパークがあり、移築された各民族の民家や文物陳列館や伝統舞踊等が見れます。私はアジア各国の少数民族・原住民族にことさら高い関心を持っていますが、なかなか実際に残された文化・生活を見れる所は少なく、特に先進国程、このようなテーマパーク・博物館等で雰囲気を感じるしかないのです。
 陳列物の民族衣装等、とても興味深いものでした。午前10:30と午後2:30から約1時間のアミ族伝統舞踊公演があるので、2回とも拝見しました。この日は台湾人や日本人の観光客もたくさん見に来ていました。演舞中は撮影禁止だったので、F4号スケッチブック3枚に素早くクロッキーしました。広大な園内には吊橋もあり散策するにも面白く、舞踊公演の合間に、大きな川と吊橋をF4号スケッチブックに1時間程描きました。昼食は、園内の売店で買った少数民族風ちまき(100元)と持って来たパンを食べました。ネコがたくさんいたので、ちまきを少しあげました。売店で台湾原住民族伝統音楽CDを購入(300元)。ここもなかなか充実したテーマパークでした。
 三地門の隣、水門のバスターミナルより4:00発のバスで5:00前に屏東(ピントン)に着きました。屏東の宿は屏東駅近くの「台輪時尚旅店」(シングルルーム、トイレ・シャワー・朝食付、1260元)に決めて、夕食は宿近くの「屏東夜市」に。自助餐(ビュッフェ形式の食事)で魚、鶏肉、ご飯等をたっぷり食べて125元と安くて美味い。

台湾写生旅行三地門 「台湾原住民族文化園区」

台湾写生旅行「台湾原住民族文化園区」 おこぼれをもらおうと、猫がたくさん~ 😹

 3月7日(水) 旅行14日目。「台輪時尚旅店」のブレックファーストは何種類からか選べるのですが、私は肉まんとコーヒーを選択。屏東駅から10:57発の台湾鉄道・自強號(特急列車、305元)で13:12台東駅着。昼食は台湾鉄道の旅で楽しみにしていた駅弁にしました。屏東駅で購入した排骨便當(台湾では弁当を便當と書く、100元)を列車内で食する。車窓を眺めながらの駅弁は誠に美味!。
 台東(タイドォン)の町の中心地は台東駅から6㎞程離れた旧台東駅付近にあるので、バスで20分余りかけて台東バスステーション(旧台東駅横)に移動。台東では「メロディホテル(三博大飯店)」(シングルルーム、トイレ・シャワー・朝食付、一泊1080元)に2泊しました。駅周辺の「台湾故事館(誠品書店)」「鯉魚山公園・龍鳳寺」「台東鐵道藝術村」を見物。「台東鐵道藝術村」は旧台東駅の昔懐かしい駅舎と線路をそのまま残して公園にしてあり、鉄道好きにはたまらない趣向。日本にもこんな場所があると絶対人気が出そう~。ここでSM号スケッチブックに1時間程スケッチ。
 夕食は宿近くの「台東観光夜市」に。「四十年老店」という老舗屋台で、當帰鴨(70元)、切仔麺(40元)と夜市途中で買った釈迦頭(シャカトウ/お釈迦様の頭の螺髪〈らほつ〉の形状に似た果物、東南アジア等でよく見かけ、ねっとりとした果肉の濃厚な甘さは実に美味い、1個25元)を頬張る。何とも美味いな~。向かいの超高級ホテル・シェラトン台東ホテル(一泊9800元~)を見上げながら、いつか見ていろ・・・と中年貧乏画家が一人夜市でかぶりつくさまは、絵描きのハングリー精神の現われと言えようか、誠に滑稽な対比と言えようか・・・。

台湾写生旅行排骨便當を座席でいただく、これこそ鉄道旅の醍醐味~。

台湾写生旅行「台東鐵道藝術村」 鉄道好きにはたまらない~、線路を堂々と歩ける~。

台湾写生旅行「台東観光夜市」 四十年老店にて、當帰鴨(70元)、切仔麺(40元)、釈迦頭(25元) 路上の開放空間で食べるのは、美味しいな~。

 明日は東部海岸線一日バス券で東部海岸の見所を回ります。開発の進んだ台湾西部海岸に比べて、東部地域は少数民族が住む自然の多く残された地域なので、ここからがまた楽しみな旅路になります。
 この様子はまた次回です。

  絵師(日本画家・絵本画家) 後藤 仁

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プロフィール

後藤 仁(GOTO JIN)

Author:後藤 仁(GOTO JIN)
 ~後藤 仁 公式ブログ1~
日本画家・絵本画家 後藤 仁(GOTO JIN)の日本画制作、絵本原画制作、写生旅行、展覧会などのご案内を日誌につづります。

  〔後藤 仁 略歴〕
1968年兵庫県赤穂市生まれ。15歳、大阪市立工芸高校美術科で日本画を始める。東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業、後藤純男先生(恩賜賞受賞者)に師事。在学中より約12年間、旧岩崎邸、入船山記念館、孫文記念館(移情閣)等の金唐革紙(手製高級壁紙)の全復元を行う。卒業以降は日本画家として活動し、中国・インドをはじめ世界各地に取材した「アジアの美人画」をテーマとする作品を描き、国内外で展覧会を開催する。近年は絵本の原画制作に力を入れる。
○絵本作品に『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店)、『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)、『わかがえりのみず』(鈴木出版)、『金色の鹿』(子供教育出版)、挿絵作品に『おしゃかさま物語』(佼成出版社)。『犬になった王子 チベットの民話』は、Internationale Jugendbibliothek München ミュンヘン国際児童図書館(ドイツ)の「The White Ravens 2014/ザ・ホワイト・レイブンス 国際推薦児童図書目録2014」に選定される。NHK日曜美術館の取材協力他、テレビ・新聞等への出演・掲載も多い。
○東京藝術大学・デザイン科非常勤講師。東京造形大学・絵本講師。金唐革紙保存会 主宰。日本美術家連盟(常任理事:中島千波先生 他)会員。日本児童出版美術家連盟(童美連)(太田大八先生、赤羽末吉先生、いわさきちひろ先生らが創設)会員・理事。絵本学会(太田大八先生らが創設、現会長:松本 猛先生)会員。日本中国文化交流協会(井上 靖先生らが創設)会員。この本だいすきの会(代表:小松崎 進先生)会員。千葉県松戸市在住。

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