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2018-03-22

後藤仁 台湾写生旅行 その1

 東京造形大学で絵本講義を教えるようになって、およそ週に1日授業があるので、なかなか自由には旅ができなくなりました。それでも大学は夏休みと冬~春休みが長いので、その間に長期の旅が可能です。
 今回は前々から興味がありつつも実現できていなかった台湾への旅を決行しました。私は元々、中華文化圏の伝統文化には強くひかれるものがあるのです。ただ最近、台湾旅行ブームが起こり、ツアー客等が多そうなのが気がかりです。
 台湾の航空券をネットで取ろうとしたのですが、私はクレジットカードを持っていなくて取れないので、今回もH.I.Sにお願いして早めに安い便を取りました。台湾までの航空券は、往復で約5万円、旅行保険を入れても6万円強で済みました。ビザも必要ないので、今までの海外旅行では最も安くで済みました。台湾の物価は日本の7割位と高いらしいので、渡航費をおさえられるのは助かります。
 春節の時期は旅行では何かとややこしいので、その直後から、日本児童出版美術家連盟(童美連)の総会・懇親会までの期間、ギリギリをおさえました、・・・・ところが、童美連の総会が昨年より1週間早まったので、出席不可になってしまいましたが、それも時の運です。
 2018年2月22日~3月15日までの22日間の「台湾写生旅行」の始まりです。

 2月22日(木) 旅行1日目9:30 日本・成田 発→12:40 台湾・台北桃園国際空港 着 CI107 (時差は-1時間) 機内食を食べていると、あっと言う間に着きました。空港から台北市内へは、MRTという便利な列車があり、1時間足らず、160元(1元=約3.7円)で台北車駅に到着。ただし、MRT構内では飲食が一切禁止されているので注意が必要です。私は列車に乗ると、まず水を飲む癖があるので、ついうっかりという事もあり得るからです。
 まずは宿をおさえます。いつもながら「ガイドブック 地球の歩き方」を参考に、台北車駅からほど近い、「ホーミーホステル」という安宿を目指します。シングルルームが空いていなくて、ツインルームで1日目が1300元で2日目が1460元でした(週末は高くなります)。朝食付きでトイレ・シャワーは共同です。通常の私のアジア旅では、シングルルーム一泊500円以内で宿を探します。高くても2000円位以内です。(ドミトリーは疲れるので取材旅行には向かなくて、特別な理由がない限り使いません。)ところが台湾では、よほど特殊な安宿でない限り、一泊3000~5000円位は覚悟せねばなりません。
 さっそく台北の街を散策します。歩いて、「迪化街」という古い通りに到着。「永樂市場」を見物し、「霞海城隍廟」という道教のお廟に参拝。夕食は、小さな食堂で、大腸麺線(細い麺料理、35元)・臭豆腐(45元)と、温州大餛飩というチェーン店で、海老ワンタンスープ(70元)を食しました。台湾の初日は小雨まじりの寒い日でした。台湾は温かいものと、薄着しか持っていなかったので、夕方以降、結構寒かったです。宿の部屋は狭いですが、清潔で快適です。
 
 2月23日(金) 旅行2日目。宿の朝食は8時半からと遅いので、今日はコンビニ(台湾にはセブンイレブンやファミリーマートがたくさんあります)で買ったパンで済ませて外出しました。MRTに乗って、台北の「龍山寺」に向かいます。多くの人が朝のお祈りをしていました。ここでF4号スケッチブックに、30分余りかけて一枚スケッチしました。
 その後、MRTとバスを乗り継いで、「國立故宮博物院」(入場料250元)に向かいます。中国本土の「故宮」は何度か拝見した事がありますが、台湾の故宮博物院にも貴重な文物が多数収蔵されているという事で、とても楽しみにしていました。朝一番乗りなので、まだ人も少ないです。見学途中から人が増えてきましたが、特に有名な白菜の玉や肉形石も近くで見れました。ここには絵画作品にも優れた作品がありましたが、工芸作品の方がメインです。博物院はかなり広いので、3時間以上は鑑賞していました。
 博物院の隣の「至善園」で一息ついて、MRT駅に戻る途中、「永和豆漿大王」という店で温豆漿(豆乳、25元)・小籠包(8個・70元)を食べました。ここの小籠包は皮がぶ厚くてフカフカしていて、とても美味しかったです。MRTで移動して、台北市立美術館に寄りましたが、改装中で休館でした。美術館の隣には、「台北故事館」(入場料50元)というファンタジックな建物があり、現在は現代作家の人形の展示をしてあるので見学しました。その他にも、台湾原住民族の展示館があったりと、この公園には見所が幾つかありました。
 昼食が足りなかったので、「八方雲集」というチェーン店で黒豆漿・水餃子(42元)を食べて、歩いて「孔子廟」と「大龍峒保安宮」という道教寺院を訪問。ここの孔子廟では、無料で3Dアニメーションの孔子物語が見れるので、子どもは楽しめるでしょう。孔子廟の門を1時間程かけてF4号スケッチブックにスケッチ。薄暗くなってきたので、MRTに乗って、宿に戻りました。夕食は宿の近くの素食(ベジタブル料理)屋で鍋焼麺(75元)を食す。最初から充実したすべり出しです。
 ただ、来台前に歯科医院で歯の治療をしてきたのに、初日から右下の奥歯の根元が痛み出し、食べ物を食べると、結構うずきます。また、前の福島の旅で、他者にカメラを貸して撮影していただいた時にレンズを無理やり回したようで、その直後からピント調節の具合が悪くなり、今回の旅では、最初からピントが合いにくくて苦心しました。少々の不安材料はありますが、どうなるのでしょうか・・・。
 明日は、台中に向かいます。この続きは次回といたしましょう・・・・。

台湾写生旅行台湾・台北 「龍山寺」

台湾写生旅行台湾・台北 「國立故宮博物院」

台湾写生旅行「永和豆漿大王」(台北MRT 士林駅近く) 温豆漿(豆乳、25元)・小籠包(8個・70元) とても美味しいネ ( ^^) _U~~ 

  日本画家・絵本画家 後藤 仁

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プロフィール

後藤 仁(GOTO JIN)

Author:後藤 仁(GOTO JIN)
 ~後藤 仁 公式ブログ1~
日本画家・絵本画家 後藤 仁(GOTO JIN)の日本画制作、絵本原画制作、写生旅行、展覧会などのご案内を日誌につづります。

  〔後藤 仁 略歴〕
1968年兵庫県赤穂市生まれ。15歳、大阪市立工芸高校美術科で日本画を始める。東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業、後藤純男先生(恩賜賞受賞者)に師事。在学中より約12年間、旧岩崎邸、入船山記念館、孫文記念館(移情閣)等の金唐革紙(手製高級壁紙)の全復元を行う。卒業以降は日本画家として活動し、中国・インドをはじめ世界各地に取材した「アジアの美人画」をテーマとする作品を描き、国内外で展覧会を開催する。近年は絵本の原画制作に力を入れる。
○絵本作品に『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店)、『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)、『わかがえりのみず』(鈴木出版)、『金色の鹿』(子供教育出版)、挿絵作品に『おしゃかさま物語』(佼成出版社)。『犬になった王子 チベットの民話』は、Internationale Jugendbibliothek München ミュンヘン国際児童図書館(ドイツ)の「The White Ravens 2014/ザ・ホワイト・レイブンス 国際推薦児童図書目録2014」に選定される。NHK日曜美術館の取材協力他、テレビ・新聞等への出演・掲載も多い。
○東京藝術大学・デザイン科非常勤講師。東京造形大学・絵本講師。金唐革紙保存会 主宰。日本美術家連盟(常任理事:中島千波先生 他)会員。日本児童出版美術家連盟(童美連)(太田大八先生、赤羽末吉先生、いわさきちひろ先生らが創設)会員・理事。絵本学会(太田大八先生らが創設、現会長:松本 猛先生)会員。日本中国文化交流協会(井上 靖先生らが創設)会員。この本だいすきの会(代表:小松崎 進先生)会員。千葉県松戸市在住。

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絵:後藤 仁 /文:君島 久子 /出版社:岩波書店絵本ナビ


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