2022-12-30
「絵師 日々の言霊 2022」 後藤 仁 〈11〉(最終回)
一絵師のたわいもない独白は、いい加減で無責任な言葉にしか過ぎません。しかしその行間に、芸術家の真実が垣間見えるかも知れません。荒削りで不器用な絵師の言葉の中から、”真実の言霊”を見出していただけましたら光栄です。
今回は、私の作画絵本『青蛙緑馬(チベット民話)』(浙江少年児童出版社・小活字)や『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)の話題を少しと、私の「芸術・美術(アート)」や「発達障害・色覚特性」に対する見識、NHK大河ドラマ『元禄繚乱』 障壁画制作の思い出 等を綴ります。その他、年末には、あまり嬉しくない出来事も続きましたが、それらも正直・正確に記録しています。
(「大垣祭り〔ユネスコ無形文化遺産・国重要無形民俗文化財〕・中町 布袋軕 天井画『黒龍と四つ姫の図』制作報告」は別途まとめています。)
そして今回も、私が今、最も注目する中国の超美人女優:景甜(ジン・ティエン)出演の「中国バラエティー番組」のお話と共に、「景甜 出演テレビドラマ・バラエティー番組 ランキング」を更新しましたので、ぜひ、ご覧下さい~~~💝😻
絵師(日本画家・絵本画家) 後藤 仁/后藤 仁(ホータン・レン/中国語)/JIN GOTO/고토 진
★
2022年12月2日
これは、これまでにも度々触れてきた問題である。前々から一定数いるのではあるが、最近、頓に、「芸術・美術(アート)」の世界は簡単に参入できる世界だと考えている人が増えている・・・。多分、ネットの発達で情報ばかりが大量に行きかい、アーティストの活動・活躍等が派手に報じられたりもするので、自分も容易にできそうだと感じるのであろう・・・。
確かに中には、若くして・短期間で・にわかに、名が知れる人も、いない事もない。ただ極めてまれであろう。ほとんど大多数のプロ画家達は、長年に渡る厳しい創作と思考に苦闘しながらも、経済的に貧しい生活に甘んじながら、何とかギリギリで活動を続けている・・・。
私が「日本画」を始めたのは、美術高校(大阪市立工芸高等学校 美術科)での15歳の時である。もちろん、その前、幼少期から、図画工作は大得意で、中学2年生の時には、プロの画家・イラストレーターになる事を決心している。
「絵本画」は、私にとっては、最近始めた、新たな試みであり、「日本画」を研鑽する過程から派生したもので、最初は、出版社編集者の声がけがきっかけである。しかし、“最近”と言っても、30歳代終盤から手掛け出したので、今で、15年位は経っている。~~~
何事も一定の成果を為すのには、膨大な時間がかかる。また、美術業界も、厳しい競争社会でもある。そこは、スポーツや音楽や芸能界等と同様である。ほぼ毎日、1日6時間位、描いたとしても、どんなに才能・やる気がある人でも、最短、10年以上は研鑽を積まないと、何ともならない。それも、10年やって、ようやくヒヨコ位のレベルである。
一般的な絵画教室(カルチャースクール)のように月に2回・1回2時間程度では、50年以上かけても、プロのレベルには到達しない。そこは、アマチュア~セミプロクラス(美術関係以外の本職・収入源を持った上、たまに地元の公募展に出品したり個展・グループ展を開催したりしながら、まれに知人等に絵を売る程度)までで、美術を趣味的に楽しむ目的なら最適な場所なのである。プロを目指すには、並大抵ではない努力と研究と年月が必要である。やはり、本格的な美術大学やプロ画家に弟子入りするか、または独学で黙々と研鑽する等して、絵画教室とは別途に特別・超ハードカリキュラムでしのぎを削らねば、何ともならない。
その過程には膨大な時間と労力を要するために、本当にプロを目指したいのなら、遅くとも30歳代半ば位までには、本気で決心・行動するか、35歳位を越えているならば、その目指すジャンルに直接つながる、本格的な下積み修業期間が不可欠である。最近、世の中の景気が悪いせいか、絵画教室等で、経済力・社会的地位が安定した頃の50歳前後の人で、プロ画家・イラストレーターを目指したい等と簡単に言ってくる人もちらほらと増えている。ただ、その人達には悪いのだが、私は、本気で相手をする気にはなれない・・・・。
私の経験上、小学校~高等学校の頃には「天才絵画少年、大阪・堺に現る!!」とまで、騒がれ・おだてられた私であったが、結局、ビジネスセンスの無い私は、今では、しがない・無名の貧乏画家でしかない・・・。 ( ;∀;)
そんな理由で、本来なら、次世代を担う少年・少女達には、この至高の芸術・美術世界を大いに目指して欲しいのだが、誠に厳しき路ゆえに、親の経済力や周囲の支援が望めないのなら、簡単には、勧められぬのが大きなジレンマである〰〰。😩
それでも、何とか「芸術・美術」の発展・継承を願わずにはおられない。日本の世界の将来・未来も、そんな平和で豊かな世の中であって欲しい・・・・。

アクリル画「大自然・・・私の夢」 (高校1年生 1984年)
「旺文社主催 第28回全国学芸科学コンクール」 銀賞(旺文社賞)

日本画「枯木孔雀図(マクジャク)」 (高校2年生 1986年)

絵本『ながいかみのむすめチャンファメイ』 (福音館書店こどものとも)2013年

絵本『青蛙緑馬(チベット民話)』 (浙江少年児童出版社・小活字)2022年
*
中国のコロナ禍もかなり厳しくて、ここ1年余りに渡り、各大都市の大型ブックフェア(書展)、チルドレン・ブックフェア(童書展)が軒並み延期されていました・・・。( ;∀;)
まだ現在も、北京での2件の巨大ブックフェアは延期中ですが、上海や四川省成都では、ようやくブックフェアが開催されたようで、やや一安心ですね~。四川省成都で開催された「2022天府书展(2022天府書展)」に続いて、現在、上海で「第九届 中国上海国际童书展(第9回 中国上海国際童書展CCBF 2022)」も開催中です❣
ただ、何故か、私の作画絵本『青蛙緑馬(チベット民話)』の発売元である最大手出版社「浙江少年児童出版社」は、いずれのフェアにも出店していないようです・・・。北京のブックフェアには出店予定のようなので、何かしらのテリトリーがあるのやも知れませんね?
実に多数の関連記事が見付かりますが、以下にその中の一部の記事をご紹介!!
○2022天府书展(2022天府書展)
「30本童书获业界“奥斯卡”奖 快来给娃选书了」 2022-11-27 四川观察
https://www.toutiao.com/article/7170616968280539682/
○第九届 中国上海国际童书展(第9回 中国上海国際童書展CCBF 2022)
「阔别文化两年今天回归!中国上海国际童书展集结3万余种中外童书」 文化观澜 2022-12-02 来源:上观新闻 作者:施晨露
https://www.shobserver.com/staticsg/res/html/web/newsDetail.html?id=556980&sid=11
「上海国际童书展今日开幕!现场实探攻略来了!」 带上屁孩去旅行 2022-12-02
http://www.360doc.com/content/22/1202/09/71278678_1058483815.shtml
「邂逅3万种中外精品童书,第九届中国上海国际童书展开幕」 2022-12-02 来源:澎湃新闻・追光灯
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_20993231
あと、中国書籍市場において、近年、「児童書」のシェアが拡大しているという発表がありました。特に、児童書の中でも「絵本」のシェアの広がりは、このコロナ禍においても顕著であるという、ほのかな希望を抱かせる嬉しい検証結果ですね~🥰
ひとまず、北京の各種「ブックフェア(書展)」の早期再開を期待したいところですね~💑💑💑 私の作画絵本『青蛙緑馬』も出品・展示されるといいのですがね~?〰〰 🧐
「童书市场还会高速增长吗?2012—2022少儿出版回顾与盘点」 2022-12-01 来源: 出版商务周报 北京
https://www.163.com/dy/article/HNH243IL0512DFEN.html
12月4日
昨日、NHKスペシャルで「発達障害」の子ども達を特集していました。その中でも2人の子などは、まるで、自分の子供時代を見るかのようでした・・・。
長年に渡り、うすうす感じてはいました。軽度なのでしょうが、やはり私もその傾向のある子どもだったのでしょう。私の子供時代には、その分野の研究もあまり進んでおらず、周囲の理解も無く、一般社会で話題になる事すら少なかったと思います。
私には幼少期から、「色覚特性(赤緑色弱)」・・・昔で言う、色盲の事ですが、軽度ながら、その傾向があり、最近、九州大学の研究という事で、インタビューも打診されています(詳細は事後にお伝えする予定です)。
しかし、私がそれをマイナスと自覚した事はほとんどなく(私が気付いていなかっただけかも知れませんが)、“絵(図画工作・美術)”の成績は小学校~高等学校まで、常にダントツで一番だったので、何の不便も感じませんでした。美術大学(東京藝術大学 絵画科)にも余裕で入れましたし、現在も日本画家・絵本画家として堂々と活動していますし・・・。
それよりも実は、この“性格の偏り”の方が、よほど克服困難だったのです・・・。
私は幼少期より手のかかる子どもだったらしく、母親は「兄は育てやすかったが、あんたは、ほんまに手がかかった・・・」と私が大人になってから、よくぼやいていました。私が大学生になり東京に上京していた頃ですが、父は生前、「ひとし(私の本名)は大学を卒業してから、本当に普通に生きていけるのやろうか・・・」と悩んでいたと、後年、母から聞きました。────
私は人一倍、こだわりが強烈な子どもでした。興味のある事には時間を忘れて没頭しました。その一番の関心事が、“絵”を描く事でした。その反面、興味のない事には全く関心を示さず、ほったらかしでした。小学校1年生頃の通信簿を見ると、クラスで一番忘れ物の多いワースト2人に私が入っていたようです。
絵を描くのが大好きな反面、山野を駆け巡る事も好きだったので、体育の成績(特に陸上競技)が抜群に良くて、そんな理由で引きこもり少年には見えずに、私の特異性は、見過ごされてきたのかも知れません。

水彩画・物語絵「ノアの箱舟」制作中 小学6年生 1981年
「堺市こども市展(絵画の部)」 入選
小学校の頃は、ただ絵の好きな・かけっこの得意な、少し変わった子くらいの感じだったと思いますが、中学校に入って私の特異性が、表面化してきました。中学1年生の最初頃は全学科の成績が大体良かったのですが、だんだん興味のわかない、「英語・数学」の成績が極端にガタ落ちしてきました。反面、元から興味が高い「社会・国語・理科(特に生物)」の成績はクラスのトップクラスでした。今、考えると、結局、「美術(絵画創作)」に直接つながるジャンルに興味があったのでしょうね。
成績のトップ争いと塾通いに忙しい、クラスの成績上位者数名は、「ゴットン(私の小学校~中学校時代のあだ名)が、もし、英語・数学が良かったら脅威だったな。」と悪びれずに言っていました。英語・数学が0点に近いので、結果、全科目を合わせると真ん中位の成績にしかならないのです・・・😩。私は高校に進学する気も全く無く、中学校を出たら、「画家」になるか、からくり人形師の伯父のような「芸術系職人」になりたいと、考えていました。ただ親が猛反対するので、自分で美術高校(大阪市立工芸高等学校 美術科)を探し出して、ここなら行きたいと親に言いました。
英語・数学が足切りすれすれで危なかったのですが、簡単な絵の実技試験もあって、そのおかげか、何とか合格しました。
ただ、高校に入ってからが、最も大変でした。私の極端な性格は一向に改善されておらず、より威力を増していました。元より基本的に協調性に欠け、集団行動が苦手ですし、興味の無い科目(英語・数学、高校時代には物理も嫌いになっていました)は全く勉強しませんでした。最初、美術高校なので絵だけ描いていれば良いと思っていたのですが、大間違いで、実技以外に学科も半分以上あるのです。英語・数学は常に赤点でした。美術高校で実技の成績は常にダントツ1番だというのに、とうとう高校1年を留年させられるという憂き目に会いました。さすがの我が道を行く私も、かなり凹みました。これで「美術の路」が閉ざされかねないと危機感を抱いた私は、止む無く、その春休みから猛勉強しました。
新1年生が始まると、最初から私の成績は、全学科、クラスでダントツ1番となっていました。全実技(デッサン・着彩・日本画・油絵・彫刻・デザイン・製図・総合造形 他)・体育も前からクラスのトップなので、これで全ての教科が、クラスで一番という(工芸高校では、美術科の学科成績が全科の中で最も高いので、学校全体でも学科の首席という事になります)、あり得ない状況になっていました。工芸高校始まって以来の快挙という事で、周囲の人は、「これが世に言う天才ではないか。本当は宇宙人なのではないか。・・・」等と噂しました。
ところが、我が道を行く私は周囲のそんな噂を気に掛ける事もなく、黙々と、絵を研鑽し、学習し続けました。最初は尊敬の眼差しだった同級生達に、だんだん嫉妬の色が見えて来ましたが、私は意に介さずでした。
確か、高校2年生中盤の学園祭の時の不調和をきっかけに、クラスの数名を中心とする、私に対する酷い完全無視や陰口という、いじめ行為が始まりました。ただ、協調性も無く、美術以外に興味の無い私は、ほっておきました。その後、卒業までのおよそ1年半もそんな状況が続き、さすがの私も、正直、かなり辛かったのですが、“美術の路”を志す気持ちの方がはるかに強力で、私のばく進を誰も止める事はできませんでした。
(今考えると、随分、“学科”という無駄な時間を費やしたなとも思います。ただ、大人になり、海外取材旅行をした時には、拙い英語力がそこそこ役立ったりもしたので、全てが不必要とも言い切れないのかも知れません。)
その後は、東京に単身上京し、新聞奨学生をしたりしながら、美術予備校(立川美術学院 日本画科)で村上 隆さんらにデッサン・着彩を教わりました。ただ、私の極端な性格は変わらず、受験対策の形式的な絵に興味を失うと、予備校に行かずに、1~2か月程、不登校になったり、通ったりを繰り返していました。結局、二浪の2年間の内の半分近くは、予備校に行っていません・・・。何とも、出来の悪い生徒ですね~。
美術大学(東京藝術大学 美術学部絵画科 日本画専攻)に入学してからも、その傾向は一向に変わりませんでした。大学2年生の終わり頃に、美術大学や日本画界の決まりきった保守体質や権威主義に反発を感じた等の理由で、2年間も学校を離れて放浪するという、藝大における前代未聞の異常事態を起こし、2年間の留年を余儀なくされました。・・・・
このように私の人生は、滅茶苦茶・波乱万丈な紆余曲折を経て、常人では理解しがたい異常行動ばかりに満ちていました。大学を出てからは、多少は大人になり、諸々の仕事をするようにもなり、だんだんと表面上はやや平均化へと寄せてきました。しかし、多分、内面は簡単に変われるものではありません。要所要所でその傾向が台頭し、或る事象に興味を失うと、団体や組織を何の未練も無く立ち去る等という暴挙を、未だに時々、繰り返す始末です。 まったく、困った人だね〰〰🥴
自分でも何故そうなるのか、分からないのですが、それが事実であり、普通なので仕方ありません。やはり、社会性・協調性に著しく欠ける、偏重資質なのでしょうね。昨日のテレビ番組を見ていて、改めて、やはり、そうなのだろうなと感じました・・・。私も、何かしらの「発達障害」傾向なのかな・・・と。ただ、私の症状はもっと複雑で入り組んでいて、理性に覆いかぶされてもいて、簡単に特定の病名が付けられる類のものではないと思います。
また、「発達障害」という名称がよく無いですね。いかにも異常で劣っている感じで・・・。「性格特性・特別性格者」または「能力特性・特殊能力者」とでも呼んでもらいたいものです。多分、古今東西、格別に優れた芸術家や宗教者、預言者、革命家 等にこの傾向の人物が多くいたであろうと推測します。その偏った性格ゆえに、一般常識的な平均的社会でははみ出し、阻害されやすいのですが、ある特定のジャンルにはまると、偉大な能力を発揮する人々です。
私の場合も社会常識という壁・制度に何度も遮られる中、30歳代以降、表面上、徐々に性質は軟化し、やや普通化していきました。それでも、十二分に、変わっている方でしょうが・・・。
多分、あの少年時代のまま、私の能力を最大限引き出せる道筋・システム・カリキュラムが世の中にあれば、今頃、相当な芸術家・アーティストになっていたはずなのですが・・・。いかんせん、閉鎖的・保守的な日本の社会機構にはばまれて、今では、いとも凡庸な絵描きになってしまいました〰〰。(@_@)丿
(最終的には全てが己の実力であり、上手くいかないのが、世の中のせいにはしたくないですが、時々、そう思います。)
最近、ようやく日本でも、天才特別教育のシステムの萌芽が官民で出てきましたが、この後の厳しくなる世界情勢の中、さらにさらに、その分野の開発・拡充・発展が不可欠でしょうね~。
私のような、中途半端な、「天才画家のなれの果て」を世にあまた残すだけにならないためにも・・・。
*
昨日は絵画講師の仕事で柏駅に行ったついでに、ちょっとした買い物をしに、柏の商店街に寄りました。すると、小学生数名が何やら叫んでいるので、何かと思ったら、サツマイモを販売しているようです。どうやら、小学校の課外学習か何かの一環で、学校で作ったサツマイモを、先生と児童達で売っているのです~❣
寒い中、声を張って一生懸命なので、私も何本か購入してみました。家で食べてみると、とても美味しかったよ~🍠💑
皆さん、健康に気を付けて、勉強も遊びも、頑張ってね〰〰 (^.^)/~~~
12月11日
小牧市立村中小学校 - 小学校6年生 お話教室
https://www.komaki-aic.ed.jp/weblog/index.php?id=muranaka_e&date=20221207
私の作画絵本『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)を学校の授業でご活用いただき、誠にありがとうございます~💑
愛知県小牧市内の小学校では、これまでにも、幾つかの学校で拙作絵本をご活用されているようです。感謝感激 ─── ❣
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私の作画絵本『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)を Facebook フェイスブックでご紹介いただき、誠にありがとうございます。今後とも、後藤 仁 作品をよろしくお願いいたします。
犬になった王子(チベットの民話) 君島久子文 後藤仁絵 岩波書店 ISBN978-4-00-11242-9 2013年11月(2018年2月第2刷) 1,900円
山賀進さんの投稿 2019年11月24日日曜日
宮崎駿の「シュナの旅」のヒントとなったチベットの民話。貧しく、食糧も乏し...
12月12日
おっしゃれ〰❣ 很时髦〰 很漂亮〰〰💝
バラエティー番組「姐妹们的奇幻沙龙(姉妹のファンタジーサロン)」


私が今一番注目している中国の超美人女優・景甜(ジン・ティエン/Jing Tian)は映画・ドラマ以外にも、多くの「バラエティー番組(综艺节目)」に出演しています。中国をはじめ日本・アメリカ等のインターネットサイトでも、正規配信から無断アップロード的なものまで、様々なサイトで観る事が可能です。著作権保護の観点から正規配信で観る事が肝要なのですが、特に中国のサイトでは、どこまでが正規で、どこまでが非正規なのかが分からない位に、膨大に多種多様に配信されています・・・。(@_@)
その景甜出演のバラエティー番組「姐妹们的奇幻沙龙(姉妹のファンタジーサロン)」(2021年9月9日~放送・全8話/中国)を観終えました。女性向けのおしゃれすぎる企画のようなので、今まで視聴を後回しにしていました。中国の動画共有サービス、ビデオ・オン・デマンドプラットフォーム「腾讯视频 Tencent Video」はVIP限定視聴(多分、有料視聴)が多いのですが、この番組は無料で普通に観れます。
おしゃれな特設サロンで、一般人の女性達が、景甜をはじめとする有名俳優・歌手 等に、直接、悩み事を話したり、衣装や化粧のアドバイスを受けるという、これもまた、日本ではなかなか無さそうな企画です。撮影場所が限定されるというコロナ禍における苦肉の策でもあるのでしょうが、中国の人の発想は、実に奇抜でユニークですね~。おしゃれな中にも、様々な経歴の女性達の人生を垣間見せる辺りは、誠に感動的です。景甜の映画・ドラマ演技で鍛えられた喜怒哀楽表現の豊かさや、既に33歳というベテランに差し掛かる年齢ながら、ますます磨きがかかる、その美貌も見所ですね~😍
この番組は、中国を代表するWebサービス会社の一つ、京東商城(ジンドン/Jingdong mall)が全面提供しており、その商品の紹介も主たる目的でもあります。
ちなみに私の作画絵本『青蛙緑馬(チベット民話)』(浙江少年児童出版社・小活字)も、犬のマークが可愛い、京東のECサイト「JD.com」で販売されていますよ。ぜひ、ご覧下さい❣
★京東商城(Jingdong) (中国で淘宝網に次ぐ第2位のオンラインショッピングモール)
京東自营 当季新品 「中国原创绘本精品系列:青蛙绿马」 [6-10岁]
https://item.jd.com/13724918.html
融鼎图书专营店 「【包邮】青蛙緑馬绘本一年级 百班千人41期大阅小森书籍 小学生课外书阅读书籍 青蛙绿马书 浙江少年儿童出版社 青蛙绿马」
https://item.jd.com/10045492103432.html
(※この他にも、京東ほか、多数のネット書店で、拙作絵本を取り扱っています。)






景甜出演バラエティー番組の「青春旅社(青春ホテル)」や「马栏花花便利店(馬欄花花コンビニエンスストア)」では、途中で景甜が別用で抜ける回が度々あり、「脱贫攻坚战星光行动(脱貧攻堅戦星光行動/貧困を脱する戦い星光活動)」は経済的に貧しい地域の人々を助けるという重要な企画ですが、景甜は1話にしか出演しません。それに比べて、この「姐妹们的奇幻沙龙(姉妹のファンタジーサロン)」では、全8話に景甜がメインで登場するので、その分ポイントが高いですね~🤩
以前まとめた、「後藤 仁 版 ★ 景甜 参演电视剧・综艺节目/景甜(ジン・ティエン、Jing Tian)出演テレビドラマ・バラエティー番組 ランキング」に、今回、新たに追記しました。実に主観的で勝手なランキングですが、以下に記載しますので、ご関心のある方はご参考にしてみて下さい。↓
○景甜出演の主な「综艺节目(バラエティー番組)」
(その他にも景甜は、歌番組・映画解説番組や、少しおふざけ・お笑い系バラエティー番組にも多々出演していますが、比較的真面目で本格的な長編バラエティー番組はこんな辺りです。)
「我想见到你(我想見到爾/あなたに会いたい)」 2017-05-05~
「青春旅社(青春ホテル)」 2017-10-07~
「脱贫攻坚战星光行动(脱貧攻堅戦星光行動/貧困を脱する戦い星光活動)」 2019-08-30~
「姐妹们的奇幻沙龙(姐妹們的奇幻沙龍/姉妹のファンタジーサロン)」 2021-09-09~
「马栏花花便利店(馬欄花花コンビニエンスストア)」 2021-12-21~
「半熟恋人」 2021-12-28~
【後藤 仁 版 ★ 景甜 参演电视剧・综艺节目
/景甜(ジン・ティエン、Jing Tian)出演テレビドラマ・バラエティー番組 ランキング】
(景甜の役柄・美感・出演量やストーリーの良さ・映像美・基本コンセプト等より総合的に判断)
❶「司藤」
❷「一场遇见爱情的旅行」
❸「大唐荣耀、大唐荣耀Ⅱ」
⓸「班淑传奇」
⓹「火王之千里同风」
⓺「火王之破晓之战」
⓻「孙子大传」
⓼「大玉儿传奇」
⓽「流光之城」
⑩「一个女人的史诗」
⑪「我想见到你」
⑫「青春旅社」
⑬「姐妹们的奇幻沙龙」
⑭「脱贫攻坚战星光行动」
⑮「马栏花花便利店」
〈未視聴・未放送(放送待ち)〉
「极客江湖」
「在巴黎和伦敦相约旅行」
「乐游原」
「灼灼风流」
「半熟恋人」 ほか
12月14日
今日、12月14日は、忠臣蔵~赤穂浪士 四十七士の討ち入りの日ですね。私は赤穂市(坂越)の生まれなので、この日が来ると年の瀬を感じます。
かつて、私が、東京藝術大学を2年間も離れて放浪して、ようやく藝大に戻った時、後藤純男先生の面接を受けました。その時、「生まれは、どちらですか?」と先生に聞かれ、「赤穂です。」と答えると、先生は、「ああ、しじゅうしちし の・・・。」と言われました。一瞬、聞き取れなかったのですが、赤穂生まれの私は、直ぐに、「四十七士」だと了解し、「そうです。」と返事しました。先生は、「良い所ですね~。」とおっしゃられ、親しみを感じていただけたようでした・・・。
近年、東京造形大学で絵本講義を受け持った時、年末近くなので、学生6~7名程に、「忠臣蔵」の話をしかけると、誰も、「知らない。」と言います。これには驚きましたが、その後年、テレビを見ていると、現在の10歳代の「忠臣蔵」の認知度は数パーセントしかないらしいです〰。何とも悲しいね〰〰。(@_@)~~~
私は、「忠臣蔵」の映画では、やはり、小学生の頃に観た、「赤穂城断絶」(1978年)が好きです。監督は深作欣二で、大石内蔵助を演じた萬屋錦之介や、浅野内匠頭を演じた、若き、西郷輝彦さんは素敵です。その他、三船敏郎、丹波哲郎、千葉真一、松方弘樹、三田佳子 等々、そうそうたる面々です。
予備校時代にはレンタルビデオで借りてきて、長谷川一夫が大石内蔵助を演じた「忠臣蔵」(1958年)を観ました。市川雷蔵、鶴田浩二、勝新太郎 等の名優ぞろいで、素晴らしい完成度です。また、「忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻」(1959年)も圧巻です。こちらも、大石内蔵助の片岡千恵蔵を始め、中村錦之助、美空ひばり等の超豪華俳優陣です。ただ、私の個人的嗜好では、ロマンチック性に勝る、「忠臣蔵」(1958年)の方が好きですね。
ご縁があってか、後年、NHK大河ドラマ『元禄繚乱(げんろくりょうらん)』の障壁画を描く仕事が、東京藝術大学人脈経由で私に来ました。ご関心のある方は、ぜひ、下記 YouTubeをご覧下さい。私の障壁画の制作風景が観れますよ~🥰 ↓
『元禄繚乱』は、1999年1月10日から12月12日に放送された、NHK大河ドラマ第38作です。大石内蔵助には五代目中村勘九郎が、その他、石坂浩二、京マチ子、大竹しのぶ、安達祐実、阿部寛、東山紀之 等々の豪華布陣です。私が描いた障壁画は、メインの場所では無いのですが、時々、放映画面にも映ります~💖
近年、年末近くになると、12月末の父親の命日が近づくからか、何となく憂鬱な気分になる年が多くなりました・・・。私は今、54歳。父の享年57歳(56歳に事故で亡くなる)が年々迫るにつれ、こんな無頼でいい加減な私が、あんなに真面目に生きた父より長生きして良いのだろうか・・・という、何かしら罪悪感みたいなものが、常に心底にありました・・・。
いよいよ、その歳まで、あと2年と迫りました。しかし、ブッダのおっしゃられたように、この世が “苦” であるとしたら、苦集滅道~~この苦界に存在するのも、また一つの試練であると考えられない事もないのです。そう思うと、もう少し、せめて父より長生きするのも、現世での罪滅ぼしとも考えられなくもないかな・・・、と近頃、言い訳がましく、思念しているところです・・・・。
最近、世間では、BTSの ジンさん(ジンくん)の兵役の話で持ち切りですが、こちらの ジン(仁)も、それなりに頑張っていますよ~❣💝
★YouTube ユーチューブ
NHK大河ドラマ「元禄繚乱」障壁画制作1998年7~8月、日本画家・絵本画家 後藤 仁
12月25日
昨日、自転車での買い物の帰りに、路上に落ちた、空きペットボトルを拾いました(リサイクル網に入れるため)。その直後、前から車が来たので、急いで避けて、駐車場に入った所で、バランスを崩し、自転車ごと前につんのめって倒れました〰😵💫。前かごに多くの買い物(食材)が入っていたので、余計に、ふらついたのです。多分、運動神経の良さを誇った若い頃の私なら、横跳びに逃れられたのでしょうが、私も、50超えという歳なのでしょう・・・。左手のひらと右足ひざが地面にたたき付けられました。特に右足ひざが、自転車と身体の重みを目一杯受けたようで、家に帰って見ると、ズボンにまで血がにじんでいました。ズボンをめくると、右ひざの2か所の皮がむけています。とりあえず軟膏を塗り絆創膏をたくさん貼りました。歩くと痛みがあり、半月板が損傷したかと思いました・・・。
その数時間後、日本画教室の仕事があるので、止む無く出かけました。自転車に乗っていてもやや痛むのですが、歩いたり、特に階段を上り下りする時に、一番、痛みます。右足をやや引きずるような格好で歩きました。😢
普段、比較的健康体な私は気が付かない事も多いですが、こうなると、足の不自由な人やご老人のお気持ちがよく分かります。エスカレーターを勢いよく駆け上がっていく若者がいました。エスカレーターは本来、立ち止まって乗る物です。前にFacebook・Twitterにも書きましたが、上りエスカレーターで前に乗るご老人がふらついて倒れそうになり、私が全身で支えて難を逃れた事案のように、他者に触れて大事故の原因にもなりかねません。私はエスカレーターの真ん中に立ち、左右の手すりに手を置きました。そんな横暴な若者を阻止するために・・・。
また、歩きスマホも危険です。私は足を引きずっているので、駅中の雑踏で、前から歩きスマホで来た若者を、すぐには避けられずに、ぶつかりそうになります。色々なご事情がある他者の事も、常に思い・いたわり、このような無謀な行動は、日頃から慎まねばなりませんね~~。
世の中、コロナ禍もやや落ち着き、クリスマスで賑わい、街中は人で一杯です。しかし、年末のこの時期、改めて、日頃の自己の行いを、静かに顧みる時間を取ってみるのも、いいものです・・・・。😇
今日は、右ひざの痛みも、少し引いてきたので、一安心です〰〰。
12月27日

中国ドラマ「慶余年~麒麟児、現る~(原題:庆余年)」(2019年 中国)を東京MXテレビでやっていたので、私が気が付いた、第7話位から観ていました。今回、ストーリーが中途半端に終わったのですが、第2部があるようです・・・。
私は途中から観出したので、よく分からない部分もありますが、現世から戦乱の世に主人公が転生するという、奇想天外な歴史ドラマのようです。漫画的で荒唐無稽な話ですが、ストーリー展開は凝っていて、とても楽しめます。
主役の范闲を演じる张若昀は、飛び切りの美男子とは言えないかもしれませんが(もちろん、かなりの男前です)、親しみの持てる好青年という感じです。林婉儿を演じた李沁は、「如懿传(如懿伝 ~紫禁城に散る宿命の王妃~)」にも出ている、典型的な中国の超美人です。海棠朵朵を演じた女優:辛芷蕾も、「如懿传」に出ていますし、沈重を演じた于小伟は、景甜(ジン・ティエン)主演作「大唐荣耀(麗王別姫~花散る永遠の愛~)」で重要な役柄の默延啜を演じています。
その他にも、別の中国ドラマで見た役者が、ちょくちょく出演しています。何だかんだと、私もかなりの数の中国俳優・女優を覚えましたね~。美男美女から悪役・三枚目のとぼけた役まで、実に多様で演技レベルが高いです。
他にも、テレビやインターネットで、中国ドラマや中国バラエティー番組を、仕事の合間合間に、幾つか、ボチボチと視聴しています。ネットはたいがい中国語(中文)字幕付きなので、中国語の勉強にも持って来いです。ただ、ドラマは比較的パターン化した言葉なので、まだ把握しやすいのですが、バラエティーでは話が早くて不規則で個性的なので、理解するのは難しく、私の拙い語学力では、せいぜい3割程度しか把握できませんね〰。(@_@) それでも、それなりに楽しめますよ~🥰
12月28日
「金唐革紙(金唐紙)」とは私にとって、“鬼門”である。関わると、ほとんど、ろくな事にはならない・・・。今までのメリットとしては、母校の東京藝術大学で「金唐革紙 講義」ができたのと、自作の金唐革紙を個展に展示できた事くらいである。金唐革紙による実質的な収益など、ほぼ皆無に近い。
しかし、過去にその事業に中心的に関ったという事実は変わる事はなく、私がそれ程アピールしたくなくても、事実は付いて回る。
何故、今頃、私の「金唐革紙」関連に対する直接的な批判がネット上に出たのかと勘ぐっていたが、今、旧岩崎邸で「金唐革紙展」をやっていたという事が分かり、合点がいった! その展覧会を見て講演を聴いた人が、無知による間違った正義感で、書いてしまったのだろう(もしくは、金唐革紙の研究所関係者の可能性もある)。それにしても、「後藤は詐欺師」だの「詐欺罪で刑事罰をかせ」だの「皇室と国に認められた人を侮辱している」といった誹謗中傷は、過激過ぎて、危険で、完全なる名誉毀損罪に当たる。ただ、私は慈悲と寛容の精神で、ひとまずは許してあげたいと思う。
あの仕事の表裏を最もよく知っているのは、経営者を除いては私に他ならないのだ・・・。当時、経営者は、研究所の運営・経営は確かに一人で頑張っていた、それは事実である。ただ、経営者は当時でも60歳を超えていたし、実質的な金唐革紙製作は、当人よりも、はるかに体力があり手も器用な、私と2~5名(プロジェクトにより多少変更した)の東京藝術大学・多摩美術大学に在籍~卒業したての者が、そのほとんど全てを行った。(私達は当時、労働の過酷さと重要性の高さにしては安過ぎる、普通のバイト位の時給制で働いており、その億単位の収益のほぼ大部分は経営者お一人に入る仕組みだった。)
外部には経営者お一人の功績だと喧伝され続けたが、貧乏画家の私には、副業が不可欠だったし、「金唐革紙」の製作はそれなりに面白くもあったので、それで良かったのだ・・・。ただ、私が在籍した終盤、経営者が「国選定 保存技術保持者」になると、経営者の態度はより尊大になり、私達の名前は製作者一覧表にも一切載せてもらえなくなった。作家・創作者としては、それは誠に不服である・・・。(その後、当人は、国の勲章までもらっている。そこで、「皇室や国に認められた」という文言が出てくるのだが、その本当の立役者は私達でもある。)おまけに、その少し前に、経理・運営を一人でやっていた経営者の口から、「この研究所も脱税をしている。税務署に知られたら、ここも終わりやで・・・」という内容の衝撃的な言葉を聞いた事もあり、その他、諸々の問題点もあり、私は約12年も働いたそこを、去った・・・。
近年、統一教会問題やオリンピック贈収賄問題がようやく取り沙汰されている。あれ程、大事になって初めて、国は動く。私も、元総理大臣や元法務大臣や元文部科学大臣や元衆議院議長や東京都知事を始め、国会議員、知事、区長、市長等の政治家や文化庁等の国の役人辺りとも、多少の面識・交流があるが、この「金唐革紙」の現実を直接、訴える気は今は無い。まともに聞いてもらえる可能性は、ほぼ無いからである~。
「金唐革紙」に直接関わると、ろくな事はない。今は私は、ただただ静観している。経営者は未だに、金唐革紙関連事業内での実権を保っているようだし、元気であるようだからね〰。今は、起業のご苦労をされたであろう当経営者に、存分に名誉と利益を与えてあげよう~~。経営者の没後に、まだ私が生きておれば、その時、真実を徐々に公にしていこう・・。それまでは、元々、私の本業でもないし、さほど重要視もしていないので、そのまま寝かせておく。ただ、実際に「金唐革紙」を中心的に手掛けたという事実がある以上、良くも悪くも、避けて通れぬ、悪因縁なのだろうな・・・。

「旧岩崎邸の華そのデザイン展」 金唐革紙製作実演会 ・ 後藤 仁(2003年11月15日 旧岩崎邸庭園)
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私など、取るに足りない、ちっぽけな貧乏画家だと、自身で思ってきましたが、それなりに世間に知られるようになって来たのでしょうか? どうやら、これから、ネット上での私への付きまとい、又は、誹謗中傷を展開しようとしている人がいるようです・・・。😅
私は、画家としての制作における、誠実さ・誠意だけが取り柄ですので、「似非画家・詐欺師」呼ばわりされるのは、不本意ではありますが、仕方ありません。世に知られれば知られるほど、こんな事もあろうかと、常々覚悟していますからね~。私が尊敬する歌手の、さだまさし さんは、かつて、どこかで、こう言われていました。『「さだは嫌いだ!」と知らない人から名指しで言われる、そんな有難い事はない』と・・・。もちろん、嫌味でしょうが、ある意味、本音でもあるでしょう~。
しかし私なんかより、ずっと有名で、ずっと稼いでいて、ずっと悪い事をしている人も、美術業界には、わんさかいるのですが・・・。何故、よりによって、こんな小さな私なのでしょうかね? 私は元来、偏った性格なので、人から誤解も受けやすいのでしょうが、それでも近年で、私に個人的に強い嫉妬・恨みを持っていそうな人は、ざっと考えても、5人以内位しか浮かびません・・・。金唐革紙関係、東京藝術大学・日本画家関係、絵本作家関係、絵画教室関係 等・・・。全く知らない人による、一方的な逆恨みでしたら、私には全然、誰だか分かりませんね・・・・。
私は“生”に対する執着は、元より、あまりありません・・・。若い頃より、厭世観が強い方です〰。「朝に道を聞かば 夕べに死すとも可なり」の明鏡止水の境地です。もし近々、私に何かあったとしたら、多分、そのネットユーザーに違いないですから、関係機関の方は開示請求して、お調べ下さいね。(文面の特徴から、多分、年齢は私と同じ位~少し年上の、ある程度以上の学のある人。パソコン・インターネットは普通に使えるが、特に詳しいほどではない。理屈っぽくて、衝動的で負けず嫌いで、男性の可能性が高いが、堅めの性格の年配女性の可能性もあり・・・。) 私自身は事の成り行きにまかせて、一切、そんな雑事に関わらず、いつもと変わらず、画道にのみ精進します。 (^o^)丿
私は超貧乏画家ゆえに、あまり長生きもしたくないのが、本音なのです。将来は不幸になるだけですから・・・。ただ、私の親族や、信頼してくれる数少ない朋友のために、懸命に画道に生きているのです・・・。どうせやるなら、いっそ、一気に消し去ってほしいね~~~~
〔追記:2023年2月/その後、私のブログ・SNS等での反応を当事者が見たのか、別件で削除要請に合ったのか、このような悪質で誹謗中傷的な書き込みは、おさまっているようです。
・・・1年ほど前、確かツイッター(元ネタはユーチューブか)に、かなり年配の全く知らない女性が、「後藤 仁と○○と○○は詐欺師だ・・・」(○○は私が聞いた事の無い人の名前)等と主張している異常じみた動画をあげているのを見た事があります (現在は削除されているようです)。その「後藤 仁」とは、明らかに私の事を指しているのでは無いのですが、もしかしたら、そのような人が、ネット上の「後藤 仁」の名を勝手に自身の対象者だと思い込んで、書き込んだという可能性もあります・・・。「後藤 仁」は、よくある名前ですから、肖像写真が無いサイトだと勘違いもあり得ます・・・。ただ、いずれにしても、とても迷惑な行為に違いありません・・・。〕
12月29日
今年は、毎年11~12月頃から起こり出す憂鬱感も少なく、コロナ禍と戦乱の厳しき世ではあるが、案外、調子が良かったのです。でも、年末近くに、足のケガから始まり、ネットでの根拠無き謂れ無き誹謗中傷、先日は親戚のおじさん(母の兄)が亡くなったという悲しい訃報を聞き、少々、滅入ってきました〰〰。
それでも、今年は何とか、中国向け絵本『青蛙緑馬』(浙江少年児童出版社・小活字)が発刊できたのと、重要な絵本原画制作が幾つかあったのと、「大垣祭り・天井画」が順調に描けている事で、充実した良い一年になったかと思います。
私は根っからの変態絵師なのでしょうな〰。私への非難・批判は、逆に、「もっと やらねば ならないぞ」という世間からの𠮟咤激励にも聞こえます。行く手に障壁があればある程、逆に創作心が燃えてくるのです。これでは、一生、貧乏画家のままのはずですね・・・・。(@_@;)
この数年は、中国の超美人女優:景甜(ジン・ティエン)の演技と笑顔にも大いに癒されて、今年も何とか、そこそこ楽し気に乗り切る事ができそうです~~。森羅万象に有難う❣ 非常感谢❣❣
12月30日
今年は、コロナ禍の継続や、ウクライナ戦争・・・等の暗く厳しい話題が続きました・・・。私自身も、経済的には、とても厳しい状況が、数年に渡り続いています・・・。しかし、中国向け絵本『青蛙緑馬』(浙江少年児童出版社・小活字)の発売もあり、「大垣祭り・天井画」、「新作絵本・原画」等の日本画作品制作は、誠に充実した一年となりました~。
この一年、無事に、創作に明け暮れる事ができ、関係者をはじめとする皆様に、心から、感謝申し上げます。誠に有難うございました。
来年も、誠心誠意、制作に精進したいと思います。皆様、御身大切にお過ごし下さい。来年も、よろしくお願い申し上げます。良いお年をお迎え下さい。
絵師(日本画家・絵本画家) 後藤 仁/后藤 仁(ホータン・レン/中国語)/JIN GOTO/고토 진