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2021-01-29

特別番組 【からくり人形師 後藤大秀 100年先へ残す「最後の仕事」 】放送!!

特別番組 【からくり人形師 後藤大秀 100年先へ残す「最後の仕事」 】

 私の伯父で、からくり人形師の後藤大秀さんの追悼特別番組が、大垣ケーブルテレビで放送されます!!
 現代日本を代表する、からくり人形師 ・ 後藤大秀さんの最後の姿となります。ご視聴できる地域の方は、ぜひ、ご覧いただきますよう、お願い申し上げます。
  絵師(日本画家・絵本画家) 後藤 仁

 放送日 : 2021年2月1日(月) 午後7時10分から、
        大垣ケーブルテレビ「チャンネルOCT」


 大垣ケーブルテレビ 公式サイト https://www.ogaki-tv.co.jp/choct/sp/




               *

 昨年から3か年をかけて、「大垣祭り〔ユネスコ無形文化遺産・国重要無形民俗文化財〕・中町 布袋軕(ほていやま)」(岐阜県大垣市)の完全復元事業が行われています。その最後を飾る、天井画(天井絵)制作を、私が受け持つ事になりました。本年辺りから、本格的な下図制作に入る予定です。
 大垣祭りは、2015年に国指定重要無形民俗文化財に、2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録された、日本を代表する盛大なお祭りです。伯父・後藤大秀さんの からくり人形は、この大垣祭りの軕(やま)に乗せられて、毎年5月にご披露されます。
 布袋軕再建は、文化庁からの文化財保存事業費/国宝重要文化財等保存・活用事業費補助金の交付を受けての、大垣市の文化振興・文化財保護整備事業として、大垣祭保存会の主導による大垣市・大垣市教育委員会を挙げての大型復元事業です。また、この布袋軕再建は、伯父・後藤大秀と甥・後藤 仁の二世代の作家による、壮大なコラボレーション作品とも言える、歴史的 大創作事業になるのです。
 私は、この制作を通し、私自身の芸術への意気込みや、伯父への思慕のみならず、大垣市民から岐阜県民・日本国民の祭り好きの皆様のご期待に応えるべく、また、阪神大震災・東日本大震災への鎮魂や、また今回のコロナ禍を受けて、病気・疫病平癒への深い祈りを込めた、誠にかけがえのない大切な創作になると思っています。全身全霊、精魂を傾けて創作に望みたいと、気合を入れています。

               ☆


【からくり人形師・後藤大秀 略歴】

 後藤大秀(ごとう だいしゅう、1929年~2020年、本名は後藤秀美 )は、岐阜県・愛知県を中心に活躍した著名な「からくり人形師」であり、後藤 仁の伯父(父の兄)でもある。

〔概要〕
 現在、日本で本格的な「からくり人形師」として活動しているのは数名しかおらず、後藤大秀は日本を代表するからくり人形師の一人である。全国的にも有名な大垣祭、大津祭といった祭りの、「山車からくり(だしからくり)」の完全復元や修復を多く手がけた。(この場合の復元とは、昔の人形を基に全く同じ姿形の人形を新しく制作する事。修復とは、昔の人形の破損した箇所だけを作り直す事。)
 なかでも、大垣祭の相生軕「神主友成」復元制作では、昔の人形は過去に紛失していた為、古い写真一枚と古老の証言のみを基に制作をしたので、この場合はほぼ完全創作と言える。

 「からくり人形」は頭・首・手・足・胴・胴串等から出来ており、頭・首・手・足には木曽檜、胴には桜、軸は樫、ピンは竹、滑車類はツゲといった木材を、バネには鯨のヒゲを使用する。昔と変わらぬ道具や材料を使用して、人形一体を制作するのに一年はかかる。
 後藤大秀の作品は、「能面打ち」修行でつちかった髪や目の繊細な線描きと、深い色合いの彩色や、「宮大工」時代につちかった高度な木工技術による、複雑なからくり仕掛けが特長である。


〔略歴〕
1929年 愛知県一宮市に生まれる。〔本名、秀美(ひでみ)。父は指物大工である。甥は日本画家の後藤 仁。〕その後、岐阜県大垣市に移る。
1948年 工匠の小寺浅之助に堂宮建築(宮大工)を学び(「金蝶園総本家 本店(大垣市景観遺産指定)」等の建築に参加)、のち数寄屋建築(茶室)を手がける。
1950年 大垣祭の大黒軕(三輌軕)「保管箱(厨子)」制作。
1980年 能面打ち師の東 安春(堀 安右衞門の弟子)に師事し、能面打ち修行をする。(つまり後藤大秀は、能面打ちでは、堀 安右衞門の孫弟子にあたる。)
1984年より、「からくり人形」復元制作を始める。名古屋市 戸田まつりの四之割「宙吊り小唐子」「肩車大唐子」「采振り童子(ざいふりどうじ/采振り人形)」復元制作。
1988年 「大垣市市展賞」受賞。
1991年より、名古屋市筒井町 天王祭の神皇車(じんこうしゃ)「神功皇后(じんぐうこうごう)」「武内宿禰(たけのうちのすくね)」「面かぶり巫女」「采振り童子」復元制作。
1992年 大垣市東地区センター能面の会 講師。
1994年より、大垣祭の相生軕「神主友成」「住吉明神」「尉」「姥」復元制作。
1994年 豊田佐吉記念「トヨタ産業技術記念館」(名古屋市)に唐子人形を制作納入。
1996年 大垣祭の相生軕「神主友成」「住吉明神」完成。
1998年 「大垣市教育功労賞」受賞。
1999年 大垣祭の相生軕「尉」「姥」完成。大垣祭の愛宕軕「武内宿禰」「神官人形(狂言師人形)」復元制作。大垣市美術家協会 理事。「第14回国民文化祭」(岐阜県高山市)で、からくり人形の制作実演。
2000年 大垣市市展 審査員。
2001年 大津祭の龍門滝軕「鯉」復元制作。大垣祭の浦嶋軕・布袋軕「采振り童子」復元制作。
2003年より、名古屋市 広井神明社祭の二福神車(にふくじんしゃ)「恵比寿人形」「大黒人形」「采振り童子」復元制作。
2005年 岐阜県神戸町町展 審査員。
2007年 「大垣祭り出軕運営委員会 功労賞」受賞。「後藤大秀 からくり人形・能面展」(名古屋市博物館)開催。
2009年 「全国山・鉾・屋台保存連合会 人形関係修理技術者」認定(当時は全国で3名のみ、現在は4名のみ認定)。大垣祭の布袋軕「倒立唐子人形」「布袋人形」復元制作。
2013年 「全国新作能面公募展」秀作受賞。
2014年 常滑市大野橋詰町 尾張大野祭の紅葉車(こうようしゃ)「逆立ち唐子」「采振り童子」復元制作。
2015年 大垣祭が「国重要無形民俗文化財」指定。「全国新作能面公募展」能楽の里賞受賞。
2016年 大垣祭、亀崎潮干祭が「ユネスコ無形文化遺産」登録決定。
2017年 「岐阜県伝統文化継承功績者顕彰状」授与。「全国新作能面公募展」審査員特別賞受賞。津島市 津島秋祭・七切祭(ななきりさい)の麩屋町車「湯取神子」「笛吹人形」「鼓打人形」、池町車「逆立ち唐子(唐子遊)」復元制作。
2018年 「大垣市功労章」授与。「後藤 仁 日本画・絵本原画/後藤大秀 からくり人形 展」(赤穂市立美術工芸館 田淵記念館)開催。
2020年9月 91歳にて逝去。


〔その他〕
後藤大秀が修復した「からくり人形」が使用されている山車。
   大垣祭の菅原軕、榊軕、愛宕軕、神楽軕(三輌軕)
   大津祭の郭巨軕
   名古屋市 戸田まつりの一之割、三之割、五之割
   羽島市 竹鼻まつりの福江町・上町の山車
   大垣市 綾野祭の猩々軕
   半田市 亀崎潮干祭の東組宮本車
   津島市 津島秋祭の麩屋町車、池町車     他
「名古屋まつり」には、筒井町 天王祭の神皇車と広井神明社祭の二福神車が登場する。
「はんだ山車まつり」(愛知県半田市)には、半田市 亀崎潮干祭の東組宮本車が登場する。
後藤大秀の「からくり人形作品」は、名古屋市博物館、神皇車保存会、トヨタ産業技術記念館(名古屋市)等に収蔵されている。

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テーマ : art・芸術・美術
ジャンル : 学問・文化・芸術

2021-01-11

「絵師 日々の言霊」 後藤 仁 ④

 私は日本画・絵本原画制作の合間合間に、日々思った事・見付けた事などを、Facebook・Twitterでつぶやきます。これは、その続編になります。
 一絵師のたわいもない独白は、いい加減で無責任な言葉にしか過ぎません。しかしその行間に、芸術家の真実が垣間見えるかも知れません。荒削りで不器用な絵師の言葉の中から、”真実の言霊”を見出していただけましたら光栄です。
 今回は、中国向けの「新作絵本〈第2弾〉」制作(題名等の詳細は、後日、発売前に公開)の作画最終段階から原画納品までの軌跡を主に綴ります。
 絵師(日本画家・絵本画家) 後藤 仁

                ★

2020年12月15日

 中国向けの新作絵本制作は、この数日をかけて、最後の一枚「後ろ扉」の作画を進めています。一通りの色を置き、現在、およそ5割の進捗状況です。
 この場面は、物語のささやかなエピローグなのですが、民族衣装の描写は、やはり、かなり細かいですので、描くのは大変です。
 原画制作は、最後まで、一切、気を抜けませんね~。😤


12月18日

 中国向けの新作絵本制作は、本日までに、「後ろ扉」の作画を進めて、現在、およそ7割弱の進捗状況です。
 この場面には、中国少数民族の民族衣装を着た、貴人2名を描いているので、やはり、衣装の細部描写には大変な労力を要します。
 近年は、一日、5時間以上描くと、集中力がもたなくなります。この頃は年齢のせいか、一日の仕事終わりには、言いようのない、重たい疲労感に襲われます~。 (@_@)~~
 それでも、作品が完成していくのは、誠に楽しいものなのです。
 来週中には何とか、この「絵本」の全場面を完成させたいと考えています(「題名」のみは、後日、題名が決まってから描く予定です)。
 今は絵本原画制作のみに集中していて、日本画の一枚物を描くゆとりがありませんが、次の絵本原画制作に入る前に、昨年末から、描きかけのまま置いてある、日本画の「小品」も描き進めなければいけないのです。やるべき事は実に多いです~~。😤


12月23日

 中国向けの新作絵本制作は、本日までに、「後ろ扉」の作画を進めて、現在、およそ8割強の進捗状況です。
 今日は、衣装に金泥・銀泥を入れ、衣装と背景の彩色を全体的に整えました。あとは、2人の貴人の顔の描写を仕上げ、最終的に墨線で全体を描き起こし、色の微調整をすれば、完成となります。大きな失敗でもなければ、今週中には出来そうです~。 ( ..)φ
 最後の最後まで、息のつまる慎重な作画が続き、疲労は重なり、神経ははち切れそうですが、何とか、思うような完成度の作品が仕上がりそうです。
 今年は、誠に大変な一年でしたが、この絵本原画を完成できると、やっと、心置きなく年を越せそうです・・・。年内いっぱい、最後まで気を引き締めて、作画に邁進します。


12月24日

 中国向けの新作絵本制作は、本日、「後ろ扉」を一気に仕上げまでもっていきました。気持ちが乗っている今、完全集中による完全完成を目指しました。あとは明日、最終的な見直しをして、落款を入れて、絵本全場面の完成となります。
 この後日、全場面を再度じっくり見直して、絵本全体のバランス・流れを再確認し、問題がなければ、この絵本原画制作は終了します(あと、「題名」を描かねばなりませんが)。こうして、ようやく、1年1か月に渡る、苦闘を終えようとしています・・・。
 芸術家として、絵師として、命を削りながら、やっと紡ぎ出された、この魂の作品を、ぜひ、多くの子ども達・大人達に届けたい~。そして、美や生命について、深く考えを巡らせていただけるよう、・・・それだけが私の願いであり、やるべき宿命なのです。


12月25日

 中国向けの新作絵本制作は、本日、「後ろ扉」の背景彩色に手を加え、落款を入れ、絵本原画全場面の完全完成としました。・・・新型コロナウイルスという大変な自然の猛威にさらされた今年1年でしたが、私自身は素晴らしい制作の機会をいただき、かなりの時間を創作に打ち込めた事に、心より感謝申し上げます~。🤗

 1年1か月の長きに渡る日本画による本画制作は、困難の連続で、誠に神経をすり減らしましたが、何とか思うレベルまでの完成度にこぎつけられました。今回、今まで描いた絵本原画の中では、最も作画に時間を要しました。特に、人物・動物・建築物の登場数の多さと、中国伝統民族衣装の細部までの描写に、最も神経を使い、疲弊しました。しかしながら、多分、私の絵本史上、最高に美しい”美人像”が描けたのではないかと、おおよそ満足しています。
 この後、少し時間を置いてから、じっくりと絵本原画の全体の流れを再確認し、違和感・問題がなければ、制作完了となります。ただ、「題名」が決まったら、手描きで描く予定ですが、これは、1週間もあればできるでしょう。

 我が子の如きこれらの絵達が、良き「絵本」に生まれ変わり、中国や日本や世界中の、多くの子ども達・青年達・大人達に楽しまれる事を願っています。そして、このコロナ禍で翻弄される現世において、絵本作品を通して、多くの老若男女・善男善女に、輝ける命の美しさ・大切さを感じ取っていただけましたら、嬉しい限りです。🥰


12月29日

 今年は新型コロナウイルスの猛威が起こり、世界中の誰もが、とても大変な一年となりました。私も、講師を務める絵画教室が2~3か月間も閉鎖され、本年1月頃には刊行予定だった中国向け新作絵本『青蛙緑馬』(浙江少年児童出版社、伝世活字国際文化メディア・小活字)の発売が1年も延期されたままで、ただでさえ貧乏画家なのに、一時期は、さらに厳しい経済状況となり困惑しました・・・。
 今年は当初から、展覧会・イベント・取材旅行の予定をほとんど入れていなかったので問題は少なかったのですが、それにしても、私にとって十数年ぶりの、展覧会・イベント等の対外活動の少ない一年になりました。
 ただ、この5年余りは、美術大学講師や美術団体理事・委員長 等での雑務や会合・懇親会が多過ぎて、なかなか制作に集中できないというジレンマに始終悩まされてきましたので、今年は絵画教室以外はほぼ制作のみに集中できたという意味では、私にとっては、絵師として幸せな一年であったとも言えます・・・。

 昨日、中国向けの”絵本”原画の自己記録用の撮影をして、その後と今日、アトリエ周辺の簡単な大掃除をして、一応、仕事納めとしました。ただ年末年始も、時間さえあればボチボチと、次回「絵本」作品の”ラフスケッチ”の仕上げを進めておかねばなりません。次回作はオリジナル大作絵本の計画で、今までの私の絵本作品以上の最高傑作絵本にするべく、最大限の気合を入れて取り組んでいます。😤
 その他、次回絵本作品の本画制作が始まるまでに、「日本画」の単品・数枚を描き進めておかなければなりません。また、大垣祭り「天井画」の原案考察も進めねばなりません。やる事は山のようにあります。来年も更に制作に邁進できますよう、厳しい世相ではありますが、そう切に願っております。

 今日の夜10時から、テレビ朝日で「天空のヒマラヤ部族 決死の密着取材150日間 ~天空に佇む12の村~」が放送されるそうで、面白そうですね~。ヒマラヤのチベット族・チベット文化圏には、私の作画絵本『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)そのままの世界が現在も生きています。ぜひ、絵本と合わせてお楽しみ下さい~。
 今年一年、大変お世話になりまして、誠にありがとうございました。来年が、平和で豊かな一年になります事を祈念して、今年のフェイスブックを終えようと思います。皆様、くれぐれも御身大切に、良いお年をお迎え下さい。

絵本『青蛙緑馬』表紙絵本『青蛙緑馬』 (浙江少年児童出版社、伝世活字国際文化メディア・小活字)

絵本「犬になった王子 チベットの民話」絵本『犬になった王子 チベットの民話』 (岩波書店)


2021年1月4日

 明けましておめでとうございます。皆様、旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
 厳しいご時世ですが、本年が良い年になります事を願っています。本年も、よろしくお願いいたします。🤗


1月6日

映画マガジン FILMAGA 
 なぜ『ゲド戦記』が再上映作品に選ばれた?“親殺し”に込められた意味や、もう一度観るなら注目しておきたい点を深掘り考察【ネタバレ解説】

 「一生に一度は、映画館でジブリを。」のキャッチフレーズで2020年6月26日(金)より、全国372館の劇場で『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』の再上映が実施されました。・・(中略)・・映画『ゲド戦記』には原作と原案という、似たようなクレジットが二つ存在していることがあります。原作は前述の通り同名の小説なのですが、宮崎駿が1983年に出版した「シュナの旅」という絵物語を原案としている映画でもあるのです。・・・「シュナの旅」は、もちろん宮崎駿のオリジナル作品なのですが、宮崎駿監督自身はチベットの民話である「犬になった王子」という作品をベースにしていると書いています。・・・(後略)

https://filmaga.filmarks.com/articles/59964/

 ジブリアニメ「ゲド戦記」の原案になった絵物語「シュナの旅」(宮崎 駿/徳間文庫、「風の谷のナウシカ」等の宮崎 駿 アニメ作品の原点とも言われています)の原話は、私が絵本化したチベット民話『犬になった王子』(君島久子 文/岩波書店)なのです。まだ読まれていない方は、ぜひ、この機会に、私の作画絵本『犬になった王子 チベットの民話』(君島久子 文、後藤 仁 画/岩波書店)を映画・絵物語と合わせて、ご覧ください。とても興味深く、面白いと思います。

○岩波書店 公式サイト 『犬になった王子 チベットの民話』
https://www.iwanami.co.jp/book/b254895.html


1月6日

 中国向け新作絵本の”第二弾”は旧年中に全場面を完成し、自己記録用の撮影も済ませました。今回は、完成する度にパネルからはがしながら作画を進めたので、絵本全体の流れをつかむのが難しかったのですが、おおよそ違和感もないので、これで良しとしました~。🤗

 新年早々に、続く中国向け新作絵本”第三弾”の「ラフスケッチ」の仕上げに取り掛かっています。いつもより詳細なコマ割り・ラフスケッチになったので、思ったより時間がかかっています。編集部に原画を引き渡す予定の、来週初めには完成させたいのです。
 この絵本は、私の作/絵によるオリジナル物語となります。絵本第二弾の延長線上にある内容となりますが、更に凝ったストーリー展開、誠に壮大な歴史物語絵巻になる計画です。描くのには更なる困難が予想され、2年近くを想定していますが、とても楽しみで、今から腕が鳴っています~。💪


1月10日

 中国向け新作絵本”第3弾”は、本日、「ラフスケッチ(コマ割り風)」を完成させました。およそ、2カ月半かけて、かなり詳細なラフが描けました。とても素晴らしい作画イメージが浮かんできています・・。誠に美しく壮大かつ深遠な作品になりそうな予感ですね~。 ヽ(^。^)y


1月12日

 本日、中国向けの「絵本」(第2弾)の原画18点を、出版社・編集者に引き渡しました。大切な我が子を実家から見送るようで、いつもながら、この時は一抹の寂しさが残ります・・・・。
 コロナ禍という、なかなか厳しい時節でもあり、中国向け絵本・第1弾『青蛙緑馬(チベット民話)』の発売も、もう少し時間がかかるようです・・・。産みの苦しみとも言いますが、この厳しき時期を過ぎると、きっと良い季節も訪れるだろう事を祈りながら、作品創作の手綱だけは緩める事なく、常に画道に精進していこうと思うのです。
 きっと素晴らしい「絵本」になって、帰って来いよ~。 ( ;∀;)ノ
 いつまで自身の命が続くのかは分かりませんが、美しい世界を信じて、どこまでも美しい世界を創造していこうかな~~。


テーマ : 絵本・制作・イラスト
ジャンル : 学問・文化・芸術

後藤 仁 プロフィール

後藤 仁(GOTO JIN/后藤 仁)

Author:後藤 仁(GOTO JIN/后藤 仁)
~後藤 仁 公式ブログ1~
日本画家・絵本画家 後藤 仁(GOTO JIN/后藤 仁)の日本画制作、絵本原画制作、写生旅行、展覧会などのご案内を日誌につづります。

 〔後藤 仁 略歴〕
1968年兵庫県赤穂市生まれ。15歳、大阪市立工芸高校 美術科で日本画を始める。東京藝術大学 絵画科日本画専攻 卒業、後藤純男先生(日本芸術院賞・恩賜賞受賞者)に師事。在学中より約12年間、旧岩崎邸、入船山記念館、孫文記念館(移情閣)等の金唐革紙(手製高級壁紙)の全復元を行う。卒業以降は日本画家として活動し、中国・インドをはじめ世界各地に取材した「アジアの美人画」をテーマとする作品を描き、国内外で展覧会を開催する。近年は絵本の原画制作に力を入れる。
○絵本作品に『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店)、『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)、『わかがえりのみず』(鈴木出版)、『金色の鹿』(子供教育出版)、挿絵作品に『おしゃかさま物語』(佼成出版社)。『犬になった王子 チベットの民話』は、Internationale Jugendbibliothek München ミュンヘン国際児童図書館(ドイツ)の「The White Ravens 2014/ザ・ホワイト・レイブンス 国際推薦児童図書目録2014」に選定される。NHK日曜美術館の取材協力他、テレビ・新聞・インターネットサイト等への出演・掲載も多い。
○東京藝術大学デザイン科 非常勤講師、元 東京造形大学 絵本講師。国選定保存技術 金唐革紙 製作技術保持者。日本美術家連盟 会員(ご推薦者:中島千波先生)、絵本学会 会員、日本中国文化交流協会 会員、この本だいすきの会 会員。千葉県松戸市在住。

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ブクログ「後藤 仁の本棚」ブクログ

絵本ナビ「犬になった王子  チベットの民話」絵本ナビ「犬になった王子 チベットの民話」
絵:後藤 仁 /文:君島 久子 /出版社:岩波書店絵本ナビ


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