2017-08-22
第35回 子どもの本と文化の夏の集い(この本だいすきの会)
初日(19日)は、この本だいすきの会の代表の小松崎進先生による基調講演の後、絵本作家・いわむらかずお さん による記念講演「『14ひきシリーズ』とわたし」が開かれました。人気絵本シリーズ『14ひきシリーズ』(童心社)がどうやって生まれたかといったお話は、実に興味深く面白いものでした。いわむら さんご自身による絵本朗読もお上手なものです。
サイン会の後、この本だいすきの会創立35周年記念の「祝賀会」が開催されました。小松崎先生のご挨拶の言葉の後、お祝いの言葉、くす玉割り、鏡割り、そして乾杯の音頭となりました。
その後の作家・画家・研究者のお話では、私も今回から作家・画家としての参加扱いとなったので、少しお話をしました。「この本だいすきの会」との出会いを、作画絵本『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店こどものとも)、『わかがえりのみず』(鈴木出版こどものくに ひまわり版)のご紹介を交えてお話いたしました。
余興では、日本舞踊、ひょっとこ踊り、南京玉すだれ等も披露され、皆さん芸達者なのに驚きました。
最後に皆さんで「ふるさと」を合唱し閉会になりました。
2日目(20日)は、分科会があり、部屋に分かれて絵本読み語り研究発表がありました。初めて分科会に参加する私は、よく分からないままにも、著作権の話等、作家サイドとして思った事を色々忌憚なく話しておきました。
2日間に渡る、「絵本」を愛する者達の集まりは、少々疲れはしましたが、誠に充実した意義深いものでした。この本だいすきの会代表の小松崎進先生と実行委員の皆様に感謝申し上げます。
日本画家・絵本画家 後藤 仁






