2017-03-23
後藤大秀氏の岐阜県伝統文化継承功績者顕彰受賞を祝う会(大垣)
「大垣祭り」が国の重要無形民俗文化財に選定され、昨年、ユネスコ無形文化遺産にも登録されたのを受けて、その「からくり人形」の復元制作を手掛けた後藤大秀さんが「岐阜県伝統文化継承功績者顕彰状」を授与されたのです。
今回、私も招待されていたので、早朝、5時半過ぎに松戸を出発し、岐阜県大垣市まで出向きました。大垣フォーラムホテルは立派なホテルです。



私も伯父夫妻に会うのは久しぶりです。「祝う会」では、大垣祭保存会会長 伊藤卓志郎氏のご挨拶に始まり、後藤大秀の功績紹介、記念品贈呈、受賞者 後藤大秀の挨拶と続き、大垣祭保存会副会長 服部聖治氏の乾杯の音頭で歓談が始まりました。
美味しい大垣の地酒3種をチビチビ飲みながら、美味しい食事をいただきました。途中、主な参加者の伯父への祝辞が述べられ、からくり人形の資料まとめにご尽力いただいた日本機械学会永年会員の早川晃示さんの次には、私も伯父への賛辞と思い出を話しました。最後は、大垣祭保存会副会長 細川治直氏の万歳三唱で閉会となりました。
伯父夫妻は嬉しそうに、車で送られて行きました。また、5月の「大垣祭り」でお会いする予定で、今から楽しみです。




その後、私は一人、大垣市立図書館に立ち寄って児童書コーナーを拝見してから、大垣祭りの開催される大垣八幡神社に参拝し、大垣駅から東京方面に帰りました。JR東海道線の車内にて岐阜駅の手前で、外国人の親子が乗って来ました。話しかけてみるとロシアの人という事で、10年位、日本に住んでいるそうです。ロシア人と日本人のハーフという6歳位のお嬢さんがエキゾチックで可愛らしいので、私の絵本を一冊プレゼントして、軽く数分でスケッチさせてもらいました。絵描きは、様々な国の様々な年齢の人を描き分けられなければなりません。日常が学習なのです。
この日は誠にあわただしい一日でしたが、久しぶりに伯父と奥さんにもお会いでき、大垣祭保存会、各町会代表者、大垣市教育委員会の皆様にも、ご挨拶と御礼ができて良かったです。
「大垣祭り」が、国重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産に登録され、伯父 後藤大秀は岐阜県伝統文化継承功績者顕彰を受け、今後ますます大垣の文化、そして、日本の文化が発展していく事を祈念いたします。


日本画家・絵本画家 後藤 仁