2017-08-18

山梨県(南部町・身延町・赤沢宿) 写生旅行

 2017年8月14日~16日まで、「山梨県(南部町・身延町・赤沢宿) 写生旅行」に行ってきました。

 1日目:東京から首都高速道路・東名高速道路・新東名高速道路を通って新清水で降り、途中、「近藤浩一路記念 南部町立美術館」に立ち寄って(この日は休館日でした)、6時間程かけて早川町・赤沢宿に到着。まさに桃源郷のような、古の面影の残る素敵な土地でした。春は桜が美しい事でしょうね。
 赤沢宿周辺では、上沢寺の「お葉つき さかさイチョウ」を見物。道を少し戻った所にある硯匠庵(けんしょうあん)では「雨畑硯(あめはたすずり)」の製作工程を見学できます。ここで私も小さな硯を一面購入。硯匠庵裏手の雨畑湖には吊り橋がかかっていて、渡るとゆれて面白いです。夕方、赤沢宿を散策し、F4号スケッチブックに1時間余りかけて、赤沢宿の光景を一枚描きました。
 この日は、「大阪屋」という築180年の講中宿をリノベーションしたゲストハウスに宿泊。宿泊代(素泊りのみ、キッチンあり、フロ・トイレ共同)も3900円と安くて、昔の宿屋の雰囲気を楽しめる素敵なゲストハウスです。宿の若いスタッフも親切です。私が泊まった部屋には、螺鈿蒔絵の施された戸棚や手描きの鮎の襖絵もありました。

硯匠庵01硯匠庵では「雨畑硯」の製作工程を見学できます

山梨県の旅硯匠庵にて、 後藤 仁

山梨県の旅雨畑湖の吊り橋、 ユラユラゆれて面白いよ!!

山梨県の旅早川町 ・ 赤沢宿「大阪屋」

山梨県の旅早川町 ・ 赤沢宿「大阪屋」 2階

山梨県の旅早川町 ・ 赤沢宿「大阪屋」 2階共有スペース、 奥の部屋が私の泊まった部屋

山梨県の旅早川町 ・ 赤沢宿「大阪屋」 1階ロビー


 2日目:朝7時に身延山久遠寺(みのぶさん くおんじ)に向かいました。日蓮宗の総本山というだけあって誠に立派な寺院です。ただ明治期の火災でほとんどの建築物が焼失したとかで、新しい建物ばかりです。本堂の天井画の巨大な「墨龍(ぼくりゅう)」は日本画家・加山又造先生の作です。私は東京藝術大学で加山先生にも少しだけ日本画を教わりました。
 身延山宝物館を拝見し、奥之院 思親閣に参りました。この日は朝から雨で、富士山等の景色は全く見えませんでしたが、霧にけむった寺の様相も幻想的で素晴らしいものがあります。本堂・祖師堂をF4号に一枚スケッチしました。雨の中で絵を描くのは、なかなか難しいものがあります。
 その後、アルカディア文化館「近藤浩一路記念 南部町立美術館」を訪問。私の東京藝術大学時代の先輩である日本画家・佐藤宏三さんと、私の美術予備校の教え子でもある日展所属日本画家・棚町宜弘君と、日本画家・伊東正次さんの「日本画三人展」が現在開催されており、棚町君に是非にと言われたので、この美術館を訪れるのが、この旅の一番の目的でした。広い館内には、三者三様の日本画大作が並んでいて圧巻です。南部町の画家・近藤浩一路の水墨画も見ごたえがありました。
 作品群を堪能した後、1階の南部町立図書館を見学。児童書のコーナーも充実していて、この町の”文化・美術”への取り組み意識の高さを感じました。私の作画絵本、『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店こどものとも)『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)『わかがえりのみず』(鈴木出版こどものくに)も図書館に置いてありますので、ぜひ、読んで下さいね!!
 その後、「南部の火祭り」という大きな祭りを見物したかったのですが、遅くなると赤沢宿までの急峻な坂道が危ない上に、結構疲れたので、夕方4時頃まで会場の雰囲気を楽しんで、SM号スケッチブックに軽く一枚スケッチした後、宿に帰りました。この日も大阪屋に宿泊。

山梨県の旅身延山久遠寺、 春は枝垂桜がきれいでしょうね

山梨県の旅身延山久遠寺 ・ 奥之院 思親閣、 霧にかすむ光景は幻想的です

山梨県の旅アルカディア文化館 ・ 近藤浩一路記念 南部町立美術館

山梨県の旅近藤浩一路記念 南部町立美術館 館長の遠藤 賢さんと、 私の作画絵本『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店) 『わかがえりのみず』(鈴木出版こどものくに)

山梨県の旅近藤浩一路記念 南部町立美術館 美術館学芸員・図書館司書の若林由美子さんと、 私の作画絵本『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店) 『わかがえりのみず』(鈴木出版こどものくに)

山梨県の旅南部町立図書館 児童書コーナー

山梨県の旅南部の火祭り 会場

              *

☆後藤 仁 最新刊☆
絵本『わかがえりのみず』 
 (鈴木出版 月刊絵本こどものくに・ひまわり版)

 文 唯野元弘 / 絵 後藤 仁
  380円 (税込み) 
出版社直販・年間購読のみの扱いですので、お電話や鈴木出版ホームページから、直接、鈴木出版にお問い合わせ下さい。
 
電話  
 03-3945-6611(鈴木出版 代表)  
 03-3947-5161(鈴木出版 編集部)

鈴木出版 公式ホームページ ─ 絵本『わかがえりのみず』 
http://www.suzuki-syuppan.co.jp/script/detail.php?id=1041013586

鈴木出版 公式ホームページ
http://www.suzuki-syuppan.co.jp/p02/p02_06.php

              *

 3日目:この日も朝から激しい雨。雨の中、赤沢宿を散策しました。山に霧がたなびく様は美しいです。最後に一枚、赤沢宿の全景をF4号にスケッチ。雨がひどくて、スケッチブックも身体もびしょぬれです。
 こうして短期間ながら旅を満喫し、昼11時頃には宿を出て、高速道路を乗り継いで、6時間程かけて東京に帰りました。

山梨県の旅早川町 ・ 赤沢宿の全景、 雨の中でスケッチ!


 日本画家・絵本画家 後藤 仁
 
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テーマ : 旅と絵
ジャンル : 学問・文化・芸術

2017-08-06

中国影絵公演、絵本『わかがえりのみず』、東京あこうのつどい

 2017年7月21日は、東京造形大学「絵本講義」を終えた後、急いで都心の童心社ホールに向かい、ユネスコ世界無形文化遺産でもある「中国影絵公演」を拝見しました。絵本作家の長野ヒデ子さんのお誘いを受けていたのですが、元来、私はこのような日本やアジアの民間芸能・伝承文化が大好きなのです。会場には長野ヒデ子さんと和歌山静子さんがおりましたので、ご挨拶しました。
 この日の影絵は、「北京の路地の一日」「漁夫の利」「亀と鶴」の3つが演じられました。素朴なものから、笑えるものから、華麗なものまで、古い中国の雰囲気が感じられ存分に楽しめます。路 連達 先生をはじめとする中国と日本の演者で構成された上海花影社と、影絵師SAKURAさんによる公演でした。
 私は日本中国文化交流協会(井上 靖 先生らが創設)の会員でもありますし、伯父はユネスコ世界無形文化遺産「大垣まつり」の からくり人形を復元した後藤大秀でもあるので、両者の共通点も多々あり、なおさら興味深く拝見したのです。

中国影絵公演児童書出版社 童心社

中国影絵公演路 連達 先生と上海花影社の皆様

中国影絵公演路 連達 先生と上海花影社の皆様  日中友好の旗

               *

 8月4日は午前中、鈴木出版の編集者・営業担当者が、絵本『わかがえりのみず』 (鈴木出版 こどものくに ひまわり版 9月号)の原画を返却に来ました。絵本も無事に刷り上がり、原画が返って来てホット・・・!
 この絵本は8月中に発行されます。月刊絵本なので、幼稚園・小学校等で年間購読方式により配本されますが、1冊だけ購入できるか否か等の詳細は鈴木出版に直接お問い合わせ下さい。


絵本『わかがえりのみず』 
 (鈴木出版 月刊絵本こどものくに・ひまわり版)

 文 唯野元弘 / 絵 後藤 仁
 380円 (税込み) 

 出版社直販・年間購読のみの扱いですので、お電話や鈴木出版ホームページから、直接、鈴木出版にお問い合わせ下さい。
 
 電話  
 03-3945-6611(鈴木出版 代表)  
 03-3947-5161(鈴木出版 編集部)

〔絵本の概要〕
 唯野元弘先生の文、後藤 仁の絵によって、鈴木出版の月刊絵本「こどものくに ひまわり版」から出版される絵本です。2017年9月1日発行(2017年度9月号)。

 この絵本は、鈴木出版(すずき出版)「こどものくに ひまわり版」の 第51巻 第6号となります。
 絵本制作は、構想、ラフスケッチ(ダミー)制作、本画制作をへて約5か月間をかけて完成しました。本画制作では、日本の伝統画法の「日本画」を用いて、丹念に描き上げました。和紙・墨・岩絵の具・金箔などを用いる、1000年以上前から伝わる描き方で、 描きこなすには永い経験と高い技術が求められます。日本画の魅力は、日本人の感性に合った落ち着いた色調の美しさや、墨による線描きの表現などが挙げられます。
 今回は特に、筆致の抑揚を活かした肥瘦線(ひそうせん/鳥獣戯画 等に見られる描法)の味わいと、若くなった おばあさんの美しさ、おじいさんのりりしさにご注目下さい。また、日本の里山・民家の素朴な美しさも大きな見どころです。(幼稚園年長~大人 向け)

〔絵本のあらすじ〕
 ある日、山でわき水を見つけて飲んだ おじいさんが若者になってしまいました。それを聞いた おばあさんも山に向かうが・・・。よく知られた日本昔話が、現代美人画家の手によって新しくよみがえりました。今までの絵本になかった、若返った おばあさんの美しさにも注目して下さい。日本の民話。

後藤仁 公式ホームページ 絵本『わかがえりのみず』
http://gotojin.web.fc2.com/book04.html
鈴木出版 公式ホームページ「こどものくに」
http://www.suzuki-syuppan.co.jp/p02/p02_06.php

絵本『わかがえりのみず』(鈴木出版)絵本『わかがえりのみず』 (後藤 仁 絵、唯野元弘 文/鈴木出版 こどものくに ひまわり版 9月号)

絵本『わかがえりのみず』(鈴木出版)絵本『わかがえりのみず』 ただいまサイン中です!!

 その日の午後からは、多摩美術大学の絵本創作研究会によるグループ展をやっているというので、下北沢まで行きました。会場で学生としゃべっていると絵本作家らしき人が来たので、たずねてみると、福音館書店でも絵本の仕事をされている田中清代さんでした。はじめてお会いするので軽くあいさつを・・・。

 その後、「第4回 東京あこうのつどい」 (都市センターホテル、千代田区)に参加。東京辺りで活躍する赤穂ゆかりの人達の集まりという話ですが、赤穂市長等が参加されるという事しか知らないので、どんな感じなのか不明でした。
 会場は立派な所で、100名余りの赤穂ゆかりの方々が招待されていました。最初に主催者あいさつを赤穂市長の明石元秀氏が、ご来賓あいさつでは衆議院議員の山口 壯氏、衆議院議員の伊藤達也氏、参議院議員の末松信介氏、兵庫県東京事務所長の早金 孝氏が。公務の関係で少し遅れられて、東京都知事の小池百合子氏が登場し会場がわきました。小池氏はご両親が赤穂の出身だという事で赤穂に対する思い入れも大きいという話でした。
 それから、赤穂市の職員等による赤穂のピーアールが続き、赤穂市議会議長の有田光一氏の乾杯の音頭で歓談が始まりました。

東京あこうのつどい都市センターホテル、千代田区

東京あこうのつどい「第4回 東京あこうのつどい」 赤穂市長:明石元秀氏の主催者あいさつ

東京あこうのつどい衆議院議員:山口 壯氏のご来賓あいさつ

東京あこうのつどい兵庫県東京事務所長:早金 孝氏のご来賓あいさつ

東京あこうのつどい奇遇にも、赤穂市(母、私の故郷)と大垣市(父、からくり人形師の伯父:後藤大秀氏の故郷)は昔からご縁があったという説明。

東京あこうのつどいNHK大河ドラマで「忠臣蔵(赤穂浪士)」が舞台になった回の説明。 NHK大河ドラマ「元禄繚乱」では、私もNHKからのご依頼を受け障壁画制作に参加しています。

東京あこうのつどい衆議院議員:伊藤達也氏のご来賓あいさつ(少し遅れられたので後からご挨拶)

東京あこうのつどい参議院議員:末松信介氏のご来賓あいさつ(少し遅れられたので後からご挨拶)

東京あこうのつどい東京都知事:小池百合子氏のご来賓あいさつ(少し遅れられたので後からご挨拶)

東京あこうのつどい赤穂市議会議長:有田光一氏の乾杯の音頭

東京あこうのつどい東京都知事:小池百合子氏と私、後藤 仁

 私も小池百合子氏をはじめ、多くの方々にご挨拶して回りました。国政・赤穂市の政治関係者や実業家・ビジネス関係者が多くて、文化人系は私の他数名いるだけでしたが、他ジャンルの人達との交流も時には大切なものです。
 私の隣に、出席予約をしていなくて上席が空いていなかったので、参議院議員の末松信介氏が座られましたが、氏は日本画の事に素晴らしく精通しておられ、日本画の話で盛り上がりました。
 最後に赤穂市副市長の児嶋佳文氏の万歳三唱で閉会になりました。帰ろうとしたら、帰りのエレベーターで末松氏と一緒になり、もう少し日本画の話をしましょうかと誘われ、食堂で食事をしながら話をしました。一般人がほとんど知らないような、かなりマイナーな作家(日本画業界では知られた作家ですが)も知っておられるので、本当にお詳しいのが分かりました。
 政治・実業家の世界にも芸術・文化にお詳しい人がいないと、良い文化国家は目指せないでしょうから、このような有識者の方々に期待したい所です。それにしても赤穂の職員の方々は、本当によく頑張っておられるのが感じられました。

 今日も一日、少々疲れましたが、面白い一日になったでしょうかね・・・・。

 日本画家・絵本画家 後藤 仁
 

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ジャンル : 学問・文化・芸術

2017-07-20

最近の出来事:東京造形大学 絵本講義、上野動物園、童美連 暑気払い会 他

 
 近年、妙に多忙なので、最近あった主な出来事を一度にまとめてみました。

 2017年6月2日 東京造形大学「絵本講義 A・B」の授業がありました。今年の絵本講義は100人以上の受講学生がいますが、後半、少しずつ人数が減って行きます。中には、結構、熱心で絵の上手い学生もいます。
 教室が広いので声を張らないと全員に聞こえません。のどを痛めている時には大変です。この日は私の、今まさに制作中の『わかがえりのみず』(鈴木出版 こどものくに ひまわり版 2017年9月号)のサムネイル(コマ割り)と下図(ラフスケッチ)と色校正、『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店 こどものとも 2013年)の束見本(つかみほん)・ダミー4冊を、特別にお見せして解説しました。
 通常、プロの絵本作家が、ラフやダミーを他人に見せる事は滅多にないので、これは誠に貴重な機会で、学生の特権です。今の学生は幸せだな~。

東京造形大学 絵本講義東京造形大学 絵本講義。私が中央辺りに立って出席を取っています(沢田真理先生が撮ってくれました)。


 6月9日 今日、東京造形大学の絵本講義の仕事から戻ると、絵本『わかがえりのみず』(鈴木出版 こどものくに ひまわり版 2017年9月号)の再校が届いていました。
 画像の右が「色校正版」で、左が「再校版」です。再校では、全体的に少し黄色味をおさえて、緑青(ろくしょう)・白緑(びゃくろく)の色を、できるだけ再現しています。
 日本画の緑青系の色を印刷で表現するのは実に難しいのですが、今回の印刷では、なかなか良い発色が再現でき、細部にわたり良い完成度だと思います。
 2017年9月号ですが、8月中には発行されます。一般の書店には置いていない、直販・年間購読方式の月刊絵本ですが、ぜひ、手に取ってご覧下さい。よろしくお願い申し上げます。

絵本『わかがえりのみず』(鈴木出版) 色校正絵本『わかがえりのみず』(鈴木出版) 色校正

●鈴木出版 公式ホームページ 「こどものくに ひまわり版」
http://www.suzuki-syuppan.co.jp/p02/p02_06.php


 6月22日 「上野動物園」に次の新作絵本のモチーフ取材・スケッチに行ってきたよ。今話題のパンダさんや、珍しい猫・マヌルネコもいたよ。ゾウさんのあいさつも見れたよ!

上野動物園上野動物園 パンダ。 私もガラスに写り込んでいます。

上野動物園上野動物園 幻の猫、マヌルネコ

上野動物園上野動物園 ゾウのご挨拶


 6月23日 東京造形大学の「絵本講義」の後、日本児童出版美術家連盟(童美連)の説明会・オリエンテーションがあったよ。新入会員向けの説明会なのに、ほとんど知っている人ばかりで、新人がいないよ~ ( ;∀;) 。
 

 7月7日 七夕の日ですが、私は東京造形大学「絵本講義」の日でした。この日は授業の後、大学内を少し探索しました。著名な建築家・磯崎 新さんの設計による、近未来型展望デッキのような部分を見てみたくて、登ってみました。
 温室のような形なので夏は少し暑いですが、ゆったりとくつろげそうな不思議な空間でした。
 東京造形大学は、少し前にリニューアルしたという食堂の料理も安くてなかなか美味しいです。また、東京造形大学附属図書館には絵本や画集・写真集などが充実していて、講師は3か月間、借りれると言うので(学生は2週間)、資料研究には助かります。
(学内の写真を数枚。「絵本講義」の学生は100名近くいます。個人のプライバシー保護の為、小さく縮小して掲載します。)

東京造形大学 絵本講義東京造形大学 絵本講義

東京造形大学東京造形大学

東京造形大学東京造形大学

東京造形大学東京造形大学


 7月9日 「絵本のいま 絵本作家2017-18」(玄光社MOOK)が届きました。一昨年版に続いて今回も、私、後藤 仁のページを掲載いたしました。日本児童出版美術家連盟(童美連)のお仲間をはじめ、多くの絵本作家が載っていますので、書店等でご覧下さい。

絵本のいま 2017-18「絵本のいま 絵本作家2017-18」(玄光社MOOK) 後藤 仁ページ

●玄光社 公式ホームページ 「絵本のいま 絵本作家2017-18」
http://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=14039


 7月16日 佐藤美術館にて、東京藝術大学デザイン科で中島千波先生に日本画を習った人達によるグループ展を拝見。今年の11月に東京藝術大学デザイン科で、私の「金唐革紙(きんからかわし/手製高級壁紙)講義」を行うので、その打ち合わせを兼ねています。
 短冊に絵をつけるワークショップをやっていて、描いてみないかと言われたので、私も少し描いてみました。持って帰っても何なので、絵を描くのが大好きだという女性がいたので、その場で特別プレゼントしました。とてもラッキーな人ですね・・・(^_-)-☆。

 
 7月18日 日本児童出版美術家連盟(童美連)「暑気払い会」が新宿のハワイアンダイニングバー Tiki Tiki(ティキティキ)でありました。
 今回は、60名弱の童美連会員と出版社編集者が参加しました。私は厚生部の部長なので、それなりにやる事があります。最初に、理事長の きたやまようこ さんのご挨拶があり、歓談が始まりました。途中で2回、ハワイアンダンサーが来てハワイアンダンスを踊ります。私も混じって踊ります。池田あきこ さんもダヤンのように大はしゃぎ~。篠崎三朗さんも皆さんも、輪になって踊ります。
 あ~楽しいな童美連。こんなイベントも盛り沢山なのですね~ !(^^)!(もちろん普段は真面目に、著作権等の検討をしているのですよ。)来たれ、絵本作家・画家・イラストレーターのみなさ~ん~!!

童美連 暑気払い会ハワイアンダイニングバー Tiki Tiki(ティキティキ)大部屋入口

童美連 暑気払い会日本児童出版美術家連盟(童美連)理事長の きたやまようこ さんのご挨拶

童美連 暑気払い会きたやまようこ さんの乾杯の音頭

童美連 暑気払い会ハワイアンダンサーの華麗なる踊り

童美連 暑気払い会池田あきこ さんも踊るよ、ひらてるこ さんも踊るよ、すみもとななみ さんも、私も踊るよ~。踊り上手?はみんな踊るよ~ (''ω'')ノ 

童美連 暑気払い会踊りのフィナーレだよ、イエ~イ!!

童美連 暑気払い会篠崎三朗さんも、池田あきこ さんも、最後はみんなで輪になって踊ったよ、バンザーイ!!


 普段の私は、このようなイベントや雑事ばかりをやっているのではなくて、常々、自らの日本画・絵本原画制作を地道に進めています。ただ最近は雑事が多過ぎて、制作に集中する時間を取るのが難しいのが悩みです・・・。
 絵を教える仕事としては、週に1回の東京造形大学「絵本講義」の他にも、NHK文化センター柏、読売・日本テレビ文化センター柏、コープカルチャー春日部の「日本画講座」「鉛筆デッサン講座」を、月に数回受け持っています。
 また月に数回は、日本児童出版美術家連盟(童美連)の展覧会実行委員会、著作権部、事業部の理事会・部会・研究会があります。おまけに家事全般(料理・洗濯・掃除 等)もこなさなければなりません。まさに猫の手も借りたい程の超絶に忙しい毎日です。
 しかし、未来の若者・子ども達の瞳を輝かせる為にも、我が身が朽ち果てるまで、粉骨砕身、頑張らねばならないのです。


 日本画家・絵本画家、東京造形大学 絵本講師、日本児童出版美術家連盟 会員・理事  後藤 仁

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2017-06-11

中国三大ポータルサイト「搜狐 Sohu」で、私と作画絵本が紹介されました!!


 中国三大ポータルサイト「搜狐 Sohu」で、私と作画絵本が紹介されました!!

絵本『犬になった王子 チベットの民話』表紙 小絵本『犬になった王子 チベットの民話』 (君島久子 文、後藤 仁 絵/岩波書店)

絵本『ながいかみのむすめ チャンファメイ』表紙・表絵本『ながいかみのむすめ チャンファメイ』 (君島久子 再話、後藤 仁 画/福音館書店こどものとも)

 中国(中華人民共和国)の三大ポータルサイトの一つ:捜狐(そうふ、Sohu)「纯干货 | 走进东京艺术大学,探秘日本艺术家的摇篮 (東京藝術大学に入った、日本の芸術家のゆりかごを探る)という記事で、日本を代表する現代アーティストの村上 隆さん(私の美術予備校時代の先生でもあります)、人気アニメーター・キャラクターデザイナーの小田部羊一さん(宮崎 駿さん、高畑 勲さん達と数々のアニメ制作をしており、アルプスの少女ハイジ、母をたずねて三千里、スーパーマリオ等のキャラクターデザインで知られる)の作品画像と共に、私の作画絵本『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店こどものとも)も掲載されています。
 中国を代表するポータルサイトで、東京藝術大学を卒業した著名な作家の一人として、村上 隆さん、小田部羊一さんと共にご紹介いただき光栄です。(ちなみに中国では、「後藤 仁」を「后藤 仁」と書きます。)

http://www.sohu.com/a/142080221_383564

〈ウィキペディアによると〉
捜狐(そうふ、Sohu、ピンイン、NASDAQ: SOHU)は、中国の代表的なポータルサイトを制作するIT企業のひとつ。
〔概要〕
1995年、マサチューセッツ工科大学を卒業した張朝陽(現CEO)が中国に帰国後に設立。1998年にポータルサイト「捜狐」をオープン。2000年に米ナスダックに上場を果たす。
アレクサ・インターネットの調査によると、アクセス数は世界第22位。独自の検索サービス「捜狗」を展開中。
「新浪網(SINA)」と「網易(NETEASE)」と共に中国の三大ポータルサイトとして有名。
2007年、中国オンラインゲーム最大手の「網易(NETEASE)」に追いつこうと、金庸の武侠小説をゲーム化した「天龍八部」を自社開発。最大同時接続者数が50万人を超える大ヒットとなり、売上げを大幅に更新した。

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 「纯干货 | 走进东京艺术大学,探秘日本艺术家的摇篮」の記事が、 中國新聞網「純乾貨 | 走進東京藝術大學,探秘日本藝術家的搖籃」や、「东京艺术大学大全汇总分享(東京藝術大学コレクション)」にも掲載されています。

中國新聞網 「純乾貨 | 走進東京藝術大學,探秘日本藝術家的搖籃」
https://www.xcnnews.com/cul/32909.html


「东京艺术大学大全汇总分享(東京藝術大学コレクション)」
http://www.dea5.com/东京艺术大学/

「东京艺术大学大全汇总分享(東京藝術大学コレクション)」 ─ 絵本『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)
http://www.dea5.com/read/NTUzYmRjZjTkuJzkuqzoibrmnK,lpKflraYBMQE2MDABNDQxAWltZy5tcC5pdGMuY24vdXBsb2FkLzIwMTcwNTIwLzM0ZGM4YzEwYThhZTRiNDk5ZDc3OTk2ODIzOGQzYTE1X3RoLmpwZwHnuq,lubLotKcg6LWw6L+b5Lic5Lqs6Im65pyv5aSn5a2mLOaOouenmA==/

「东京艺术大学大全汇总分享(東京藝術大学コレクション)」 ─ 絵本『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店こどものとも)
http://www.dea5.com/read/MTQ0NTQ1NzPkuJzkuqzoibrmnK,lpKflraYBMQE2MDABNDAzAWltZy5tcC5pdGMuY24vdXBsb2FkLzIwMTcwNTIwLzdkNGMyNjM2NjQxYjQzNjk5NzM4ZjJhMWFkYWQyM2VkX3RoLmpwZwHnuq,lubLotKcg6LWw6L+b5Lic5Lqs6Im65pyv5aSn5a2mLOaOouenmA==/

               *

 前にも、「北京青年報(北京青年报)」 (2015年3月27日号)という中国(中華人民共和国)の有力新聞(中国三大新聞の一つとされ、発行部数40万~60万部以上という)で、絵本『犬になった王子 チベットの民話』が、名作絵本『王さまと九人のきょうだい』(君島久子 文、赤羽末吉 絵/岩波書店)と共に紹介されました。
 13億人以上の人口を抱える中国は、今や世界の経済を引っ張って行く存在になり、世界における文化・美術・出版分野でも重要な役割を果たしています。日本や中国や世界中で、拙作絵本が紹介され、ご好評をいただいているのは、誠にうれしい思いです。

http://epaper.ynet.com/html/2015-03/27/content_124071.htm?div=0

http://epaper.ynet.com/images/2015-03/27/B04/bjqnb20150327B04.pdf
  (PDFデータ)


  日本画家・絵本画家  後藤 仁

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2017-05-24

ユネスコ無形文化遺産・大垣まつり2017、赤穂・坂越の旅 その2

 2017年5月15日。昨日までの、伯父、後藤大秀さんの からくり人形が大活躍した、ユネスコ無形文化遺産「大垣まつり」の余韻に浸りながら、赤穂市の実家(ここにも私のアトリエ部屋があります)で目覚めました。

赤穂・坂越の旅新大阪駅・新幹線、大垣市から赤穂市への道中にて。

 今日は午後2時から、赤穂市文化会館ハーモニーホールで、赤穂の人に会う約束があります。まだ詳細は書きませんが重要な打ち合わせです。赤穂市の元職員・職員のご案内で、赤穂市の前市長の豆田正明さんや市職員関係者の方々にご挨拶しました。豆田さんは、今は公益財団法人 赤穂市文化とみどり財団の理事長をされています。私の親類(母の義兄)がかつて赤穂市の市議会議員をしていたので、話は通りやすいです。その後、現職の赤穂市市長の明石元秀さんにもご挨拶しました。とてもお忙しそうで15分しか会談の時間がありませんでしたが、市長からは快いお返事をいただき、私の故郷である赤穂市の為に力になる事をお約束しました。私は日本画家時代から個展会場や集会等で、政治家(国政・区市町村政)や各国大使、役所関係者にお会いする機会も度々あり、私の師の後藤純男先生(東京藝術大学名誉教授、日本芸術院賞・恩賜賞受賞者)のパーティー会場やアトリエには、市長・町長や埼玉県警の警視正の方や会社の社長・会長、百貨店の美術部長等が頻繁に訪れていましたので(私はお会いした事がないですが、デヴィ夫人がアトリエに訪問された時の写真もありました)、私も大概の大物にお会いする事には慣れています。

 その後、赤穂市職員の方のご案内で、私の生まれ故郷の赤穂市坂越(さこし)を回りました。私が通った坂越保育所、坂越幼稚園を訪ねて所長、幼稚園教諭達とお話をしました。私が通った当時、幼稚園では誕生日に「絵本」を一冊プレゼントしてくれるイベントがあり、とても楽しみだった事を覚えています。その絵本室は、私の思い出の中の光景よりずっと本棚が低かったですが、今もありました。次に、大避神社(おおさけじんじゃ)の参道で観光客へのカフェサービス等をしておられる方にご挨拶し、夕方、家に帰りました。

赤穂・坂越の旅赤穂市立坂越保育所 (赤穂市坂越)

赤穂・坂越の旅赤穂市立坂越幼稚園 (赤穂市坂越)

 16日は、一人で坂越の大避神社にお参りし、その裏口を抜けて裏山の茶臼山に登りました。このコースは昔(3歳位の頃)、今は亡き父に手を引かれて登った、私の一番好きな思い出のコースなのです。茶臼山山頂から生島(いきしま)を、F4号スケッチブックに1時間程、スケッチしました。帰省する度にこの山に登るのですが、ここで絵を描いていると、いつも、思い出がこんこんと湧き出て、涙があふれるのです。生島は、私が子供の頃、「ひょうたん島」と呼んでいた、面白い形をした島で、生島樹林は国の天然記念物に指定されています。
 次に、赤穂市立坂越小学校に寄って、校長先生とお話しました。
 午後1時から、また赤穂市職員の方とお会いする予定があり、赤穂市立図書館に寄りました。この図書館は最先端の設備が整っており、とても素敵な図書館です。ここで、私が子供の頃、坂越保育所で保母さんをされていた方にお会いしました。私の事を覚えて下さっており感激です。職員の方が連絡を取ってくれたのです。赤穂の人は義理堅い人が多いのですね。ただこの頃、「大垣まつり」から続く連日のハードスケジュールがたたって、軽い のど風邪の症状が出て来ました(1週間後の今も軽い症状が続いています)。この後、室津(むろつ)を取材する予定でしたが、あまり時間がないので、赤穂城・大石神社と赤穂八幡宮周辺を散策しました。

赤穂・坂越の旅大避神社 参道 (赤穂市坂越)

赤穂・坂越の旅妙見寺観音堂 (赤穂市坂越)

赤穂・坂越の旅妙見寺観音堂と生島 (赤穂市坂越)

赤穂・坂越の旅茶臼山山頂から望む生島 (赤穂市坂越)

赤穂・坂越の旅赤穂市立図書館 (赤穂市)

赤穂・坂越の旅赤穂城、大石神社 (赤穂市)

 17日は、赤穂近くの上郡(かみごおり)の「アキノイサム展」を拝見しました。秋野亥左牟さんは私の好きな絵本作家のお一人で、その母親は日本画家の巨匠(文化勲章受章者)で絵本も描いた秋野不矩(ふく)先生です。この場所は元々、秋野亥左牟さんのアトリエがあった場所で、現在、亥左牟さんはお亡くなりになり、奥様の和子さんとそのお子さんがアキノイサム美術館を守っています。近所に住む絵本朗読をされている方々を交えてお話をしました。
 その後、一人、有年(うね)の赤穂市立有年考古館(第二次世界大戦中の戦意発揚紙芝居が展示してあり興味深く拝見しました)や東有年・沖田遺跡公園を見学し、私の母が育った真殿(まとの)の廃屋寸前の民家に寄って、旧坂越浦会所と坂越まち並み館を訪ねてから、赤穂御崎の海を眺めてSM号スケッチブックに10分程スケッチしました。伊和都比売神社(いわつひめじんじゃ)から赤穂御崎の海にまっすぐ抜ける光景は、私の最も好きな場所の一つです。デジャヴのような、不思議な懐かしさに包まれる、不思議な海の光景なのです。

赤穂・坂越の旅「アキノイサム展」 秋野和子さん、三島澄子さん(ひょうご絵本の伝承師)らと (赤穂郡上郡町)

 この1週間で、大垣と赤穂と合わせて、およそ30人位の方々にお会いしてご挨拶しました。朝5時起きの東京造形大学から続くハードスケジュールに、さすがの体力自慢の私も疲労しました。
 18日は6時間位かけて、在来線と新幹線を乗り継いで、千葉県松戸市のアトリエに帰りました。

 19日は、また東京造形大学の絵本講義。熱心な学生達が待ってくれている事でしょう。その夜は、絵本作家・きむらゆういち さんの立派なアトリエへおじゃまして(私もイラストを一枚描いて、きむらゆういち さんの絵本作家イラストコレクションに加えてもらいました)、その後、長野ヒデ子さん、アーサー・ビナードさんの講演会を聴きました。
 誠に忙しい昨今、中年おやじの体が持つのか分かりませんが、世の為人の為、色々と頑張って行きましょうか。

東京造形大学学校法人桑沢学園・東京造形大学 正門 (東京都八王子市)

東京造形大学学校法人桑沢学園・東京造形大学 校庭 (東京都八王子市) 春は桜がきれいです。


ゆうゆう作家トークショー「ゆうゆう作家トークショー」 長野ヒデ子さん、アーサー・ビナードさん講演会(きむらゆういち事務所 主催)

ゆうゆう作家トークショー「ゆうゆう作家トークショー」 長野ヒデ子さん、アーサー・ビナードさん講演会(きむらゆういち事務所 主催) 絵本作家・きむらゆういち さんにサインをいただいています。

ゆうゆう作家トークショー「ゆうゆう作家トークショー」 長野ヒデ子さん、アーサー・ビナードさん講演会(きむらゆういち事務所 主催) 皆さんで記念撮影。


  日本画家・絵本画家 後藤 仁

テーマ : 旅と絵
ジャンル : 学問・文化・芸術

2017-05-23

ユネスコ無形文化遺産・大垣まつり2017、赤穂・坂越の旅 その1

 2017年5月12日~18日「大垣まつり、赤穂・坂越の旅」に出掛けました。
 13日と14日は岐阜県大垣市の「大垣まつり」があり、私の伯父で からくり人形師の後藤大秀さんの制作した からくり人形が披露されます。「大垣まつり」は2015年に「国重要無形民俗文化財」に指定され、2016年には「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました。後藤大秀さんも今年、「岐阜県伝統文化継承功績者顕彰状」を授与されています。

大垣まつり2017リーフレット「大垣まつり2017」 リーフレット

 5月12日、私は東京造形大学の絵本講義を終え、家に荷物を取りに帰ると、そのまま在来線と新幹線を乗り継いで、岐阜県大垣市に向かいました。大垣ではいつも、伯父の家に泊まらせていただきます。その時に、からくり人形や能面作品を見せていただき、創作の逸話を聴くのが、大きな楽しみでもあります。

 13日は、「大垣まつり・試楽(しがく)」の日ですが、朝から雨が降っていたので、残念ながら祭りは開催されないとの事で、家で伯父が新聞(中日新聞、岐阜新聞)に掲載された記事や、伯父の能面「小面(こおもて)」が披露された能舞台公演(池田町 能楽の里文化交流会館 特設能舞台/観世流「清経」)のDVDを鑑賞しました。夕方前に雨が止んだので、町に繰り出しました。祭りの準備があちこちの町内で進められており、顔見知りの大垣祭保存会・大垣祭山車運営委員会の会長さんや副会長さんらにご挨拶しました。
 夜7時から八幡神社前を山車が巡行します。それまでSM号のスケッチブックに軽く何枚か山車を写生しました。7時頃に山車が動き始めました。私は横合い最前列から写真を撮りまくりました。動きが早くてスケッチする時間が無いので、写真でおさえます。「大垣まつり」には13両の山車が出ますが、伯父が完全復元制作した からくり人形が乗せられた相生山・愛宕山・浦嶋山・布袋山や、伯父が修理・修復した からくり人形が乗る菅原山・榊山・神楽山(三輌山)に注目して下さい。特に相生山の「神主友成」は伯父の代表作と言えます。その他にも、玉の井山・松竹山は芸山なので豪華な着物で着飾った子供たちが演舞を披露します。美人画家の私としては、ぜひとも描いておきたい題材です。昼の奉芸ができなかった分、夜に少し奉芸が行われたのでラッキーでした。夜9時頃、祭りは終了しました。

大垣まつり2017「大垣まつり」 八幡神社前で各山待機中

大垣まつり2017「大垣まつり」 八幡神社に向かう相生山

大垣まつり2017「大垣まつり」 菅原山/文字書き人形

大垣まつり2017「大垣まつり」 玉の井山/子供たちの演舞

 14日は、「大垣まつり・本楽(ほんがく)」の日です。今日は天気が良いです。朝8時45分の開催時刻の1時間以上前に到着して、八幡神社の参道前の一番見やすい正面位置に陣取ります。2時間立ったままで祭りの写真を撮り続けました。(2日間で1200枚以上撮影しました。)その後一旦、家に帰り昼食をとり、伯父の からくり人形「津島市・七切祭(ななきりさい)麩屋町山車 湯取神子 鼓打人形」を、1時間程でF4号のスケッチブックに描きました。夕方3時頃に再度、祭り取材に出掛けました。新大橋辺りで山車を鑑賞し、軽くSM号に山車をスケッチしたり写真撮影を続け、夜7時前に提灯を付ける準備をしている頃に伯父の家に帰りました。

大垣まつり2017後藤大秀と 「津島市・七切祭(ななきりさい)麩屋町山車 湯取神子/鼓打人形・笛吹人形」

大垣まつり2017「大垣まつり」 菅原山/文字書き人形

大垣まつり2017「大垣まつり」 愛宕山/福豆が飛んでくるのを待っている子供たち

大垣まつり2017「大垣まつり」 相生山/神主友成、住吉明神

大垣まつり2017「大垣まつり」 相生山/神主友成の胴体が2つに割れて、帆掛け船が現われたところ

大垣まつり2017「大垣まつり」 相生山

大垣まつり2017「大垣まつり」 松竹山/子供たちの演舞

大垣まつり2017「大垣まつり」 玉の井山と八幡神社

 「大垣まつり」は伯父の からくり人形が活躍するので、ぜひとも拝見したかったのですが、今までなかなかタイミングが合わずに見れずじまいでしたので、ユネスコ無形文化遺産にも登録されたこの年にようやく拝見できて、誠に感謝感激です。
 本当は夜の巡行まで居たかったのですが、明日は私の故郷の赤穂で、人に会う重要な予定が入っているので、夜、在来線と新幹線を乗り継いで兵庫県赤穂市の実家に向かいました・・・。

 この続きは次回といたします・・・


  日本画家・絵本画家 後藤 仁

テーマ : 旅と絵
ジャンル : 学問・文化・芸術

2017-05-10

上野の森親子フェスタ、絵本学会大会、児童書・絵本店巡り

 (大阪に住む小学生の甥の絵日記風に)

 2017年5月3日、ほんま久しぶりに東京に出て来たで~。わてのおっちゃんが卒業した、日本一難関の美術大学、東京藝術大学の前を通って上野公園に向かっとる。「上野の森親子フェスタ2017」(上野恩賜公園)ちゅう日本で一番大きい絵本イベントに、日本画家で絵本も描いとる後藤 仁おっちゃんがおるちゅうねん。仁おっちゃんが所属する、日本児童出版美術家連盟(童美連)ブースに行ってみたら、どえらい人気や。人だかりの山や。おったおった、仁おっちゃんや。子供たちに絵を描いてやっとるわ。普段は渋い絵ばかり描いとるけど、カワイイ絵も描けんのやな~。やっぱ天才やな~。昼食以外は一切休憩なしで描いとるけど、おっちゃんが言うには、「子供たちの笑顔を見ていると、疲れも吹っ飛ぶ」そうやで。ほんま、おっちゃんは子供の頃から絵が好きやったさかいな。なんでお前が知っとるかってか・・・まあ、ええやないか。

東京藝術大学「東京藝術大学 正門(音楽学部)」 美術学部は今は新しい正門に替わってもうたわ。

上野の森親子フェスタ2017「上野の森親子フェスタ2017」(上野恩賜公園) 後藤 仁おっちゃん、楽しそうにネコさんを描いてはるわ~。

上野の森親子フェスタ2017一生懸命描いてんな~。隣は石川日向さんちゅうんやけど、つしまひろし さんと、おっちゃん合わせて「童美連の三猿」ちゅうて、次世代の童美連を背負っていかなあかんそうやで。大変や~。3人とも申年やからそう呼ばれてんねんけど、勝手におっちゃんが言うとるだけやとも・・・。ちなみに、「見ざる」は石川さん(何も見んでも絵が描けるそうや、フェスタでは結構スマホ見て描いとったけどな)、「言わざる」は つしま さん(普段は無口やけど、芯に情熱を秘めとるらしいで)、「聞かざる」はおっちゃんやそうや。ほんま人の言う事を聞く前に行動にでる程、せっかちやさかいに。

上野の森親子フェスタ2017童美連の皆さんで記念撮影や! 絵本作家はみんな輝いとんな~。 (^_-)-☆ この後は上野の美味しい中華料理屋で打ち上げや!!

旧岩崎邸庭園 看板上野公園には、後藤 仁おっちゃんが壁紙「金唐革紙/きんからかわし」の復元製作を手掛けた、「国指定重要文化財・旧岩崎邸庭園」の看板もあるで。左上のキンキラのが金唐革紙や。今年の11月には、東京藝術大学で「後藤 仁 金唐革紙 特別講義」を開催するちゅう噂やで・・・。

 5月4日は、絵本学会「第20回 絵本学会大会」(フェリス女学院大学、横浜)に行って来たで。普段入る事もないエリート女子大学やけど(勝手に入ったらあかんで。捕まるで。)、ほんま綺麗な大学や。絵本講義や絵本の試作品展示があって、とっても充実しとんな。絵本作家・村上康成さんのひょうひょうとした絵本講評も面白いで。仁おっちゃんが、赤羽末吉さんと共に日本の絵本作家の中で最も尊敬すると言う いわさきちひろ さん、の息子さんの松本 猛さんにも挨拶しとこ。
 大会の後、絵本作家・長野ヒデ子さんにさそわれて、中国で留守児童問題に取り組む、北京通学路上(北京上学路上)ボランティア促進センター・劉 新宇さん達とディスカッションをしたで。仁おっちゃんも、世界の子供たちの貧困問題に心を痛めておるようで、盛んに発言してたわ・・・。
 毎日、朝5~6時起きで夜遅くまでのハードスケジュールは、疲労困憊で、逆に変なハイテンションになってもうたが、ほんま充実した2日間やったわ~。

第20回絵本学会大会「第20回 絵本学会大会」(フェリス女学院大学 緑園キャンパス) きれいな大学や~。

第20回絵本学会大会「第20回 絵本学会大会」(フェリス女学院大学 緑園キャンパス) きったない藝大の絵画棟と大違いや~。


第20回絵本学会大会絵本作家・長野ヒデ子さん、北京通学路上(北京上学路上)ボランティア促進センター・劉 新宇さん達とディスカッションをした後の食事会やで。

第20回絵本学会大会絵本作家・長野ヒデ子さん、北京通学路上(北京上学路上)ボランティア促進センター・劉 新宇さん達と。東京大学や早稲田大学の学生もおったわ。ワ~、秀才ばかりや~。


 しばらく東京におったから、5月9日は、東京の児童書・絵本専門店を巡ったわ。まずは青山の「クレヨンハウス」やで。ちょうど童美連の浜田桂子さんの「だれの こどもも ころさせない」絵本原画展をやっとった。ほんまその通りや、人は殺し合う為に生きてんのと違う。国・民族・思想・宗教の異なる者同士でも、他者を思いやる・いたわるという仁愛は変わらんはずや。世界中が手を取り合って、仲良うせなあかん。こんなんやと人類も他の生き物も全て滅びてまうで・・・。なんでこんな簡単な事が、人間はでけへんのやろ・・・・。ほんま、アホ・アホ・アホ・・・あかん、熱うなってもうた。
 次に、神保町の「ブックハウスカフェ」や。「ブックハウス神保町」がカフェを併設してリニューアルオープンしたそうや。数日前に、恐竜絵本作家・黒川みつひろ さん や、絵本作家・真珠まりこ さん が楽しそうにオープニングイベントをやっとったさかいに、わいも来てみたで~。おしゃれな店内や。昼食にはホットサンドイッチを食べたろかいな。
 次に教文館に行く予定やったけど、神保町駅の所に「岩波ホール」の大きな看板が出とる。日本初のチベット人監督による劇場公開映画作品「草原の河」やて。チベットの家族を描いた映画らしい。後藤 仁おっちゃんは、最近、絵本『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)を描いたんや。これは奇遇や。ぜひとも見て行かなあかん。ついでに岩波書店の児童書編集者にも挨拶しとこか・・・。 (2時間後) ほんまええ映画や~。悠久の時や~。どこまでも広がる草原や~。主人公の女の子、ヤンチェン・ラモは、けなげでカワイイな~。ヤンチェン・ラモが はだか麦(チベット大麦)を埋めるシーンは、『犬になった王子』の娘ゴマンを彷彿とさせるわ・・・。わいは多分、チベット辺りの人間の生まれ変わりやないかと思う時があるんや。それ程、中国西部・・・とりわけチベット周辺に興味が尽きんのや・・・。
 移動して銀座の教文館へ。今、教文館ウェンライトホールで、「西巻茅子 絵本デビュー50周年記念展」が開催されとる。西巻茅子さんは、仁おっちゃんの童美連の先輩であると共に、東京藝術大学の大先輩でもあるんや。良く知られた可愛らしい画風だけやなく、芸術性の高い作風もある事に、まっこと魅かれたわ~。
 なななんと、最後にウサギちゃん姿の、仁おっちゃんに遭遇。最近のおっちゃん、何でもしよるな・・・。 (;´Д`) そやけど、アホ程忙しいこの頃やけど、ほんま充実した東京巡りができた1週間やったわ・・・。
 ほな、また合う日まで、バイなら・・・。 (^.^)/~~~

   日本画家・絵本画家 後藤 仁 の甥


後藤 仁 公式ホームページ「後藤 仁(GOTO JIN)のアトリエ」 
 ─ 絵本『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店) 
http://gotojin.web.fc2.com/book02.html




クレヨンハウス「クレヨンハウス」(青山)

ブックハウスカフェ「ブックハウスカフェ」(神保町)

岩波ホール「岩波ホール」(神保町) 看板

草原の河 リーフレット映画「草原の河」 リーフレット

教文館01銀座・教文館ウェンライトホール 「西巻茅子 絵本デビュー50周年記念展」

教文館銀座・教文館ウェンライトホール 「西巻茅子 絵本デビュー50周年記念展」 カワイイ、ウサギちゃんてか・・・エッ、仁おっちゃんやないか。ここにもおったんかいな~。何やっとんのや、ほんま、お茶目やわ~。

テーマ : 展示会、イベントの情報
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

後藤 仁(GOTO JIN)

Author:後藤 仁(GOTO JIN)
 ~後藤 仁 公式ブログ1~
日本画家・絵本画家 後藤 仁(GOTO JIN)の日本画制作、絵本原画制作、写生旅行、展覧会などのご案内を日誌につづります。

  〔後藤 仁 略歴〕
1968年兵庫県赤穂市生まれ。15歳、大阪市立工芸高校美術科で日本画を始める。東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業、後藤純男先生(恩賜賞受賞者)に師事。在学中より約12年間、旧岩崎邸、入船山記念館、孫文記念館(移情閣)等の金唐革紙(手製高級壁紙)の全復元を行う。卒業以降は日本画家として活動し、中国・インドをはじめ世界各地に取材した「アジアの美人画」をテーマとする作品を描き、国内外で展覧会を開催する。近年は絵本の原画制作に力を入れる。絵本作品に『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店)、『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)、挿絵作品に『おしゃかさま物語』(佼成出版社)。『犬になった王子 チベットの民話』は、Internationale Jugendbibliothek München ミュンヘン国際児童図書館(ドイツ)の「The White Ravens 2014/ザ・ホワイト・レイブンス 国際推薦児童図書目録2014」に選定される。NHK日曜美術館の取材協力他、テレビ・新聞等への出演・掲載も多い。東京造形大学・絵本講師。金唐革紙保存会 主宰。日本児童出版美術家連盟(童美連)(太田大八先生、赤羽末吉先生、いわさきちひろ先生らが創設)会員・理事。絵本学会(太田大八先生らが創設、現会長:松本 猛先生)会員。日本中国文化交流協会(井上 靖先生らが創設)会員。この本だいすきの会(代表:小松崎 進先生)会員。千葉県松戸市在住。

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絵本ナビ「犬になった王子  チベットの民話」絵本ナビ「犬になった王子 チベットの民話」
絵:後藤 仁 /文:君島 久子 /出版社:岩波書店絵本ナビ


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