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2018-11-11

赤穂の旅。後藤 仁 日本画・絵本原画/後藤大秀からくり人形~赤穂出身の日本画家・絵本画家、初の里帰り展~その2

〈カテゴリーが「写生・スケッチ旅行(国内)」から、「展覧会(個展・グループ展)案内・報告」に移ります。〉

 2018年10月20日には、赤穂市立美術工芸館 田淵記念館で、『後藤 仁 日本画・絵本原画/後藤大秀 からくり人形 ~赤穂出身の日本画家・絵本画家、初の里帰り展~』「オープニングセレモニー(開幕式典)」が盛大に開催されました。

 当日の朝10時頃には、「赤穂八幡宮 例祭・神幸式」を見に出かけました。既に境内では神輿の準備が始まっていました。私は写真を撮ったりしながら、11時半過ぎまで粘って取材し、昼食を食べに赤穂のアトリエに帰りました。美術工芸館から電話があったようで、「いわむら様が来られて帰られました・・・。」という内容なのですが、「まさか、いわむらかずお さんではあるまいし、いわむら だけでは誰だか分からないよ・・・。」と思いました。後日、東京のアトリエに帰って分かったのですが(私は携帯電話を持っておらず、旅行中はメールのチェックもしないのです)、その方は本当に、日本を代表する絵本作家・いわむらかずお さんだったようで、会場でお会いできなかったのは、誠に残念でした。いわむらかずお さんは、東京藝術大学の工芸科を出られているのですが、私が思うに、存命中の絵本作家の中では、画力が本当に確かな実に数少ない作家のお一人が、いわむらかずお さんだと断言できます。特に構図感覚やデッサン力は秀逸なのです。

赤穂の旅赤穂八幡宮 例祭・神幸式

 午後1時から「オープニングセレモニー(開幕式典)」が始まりました。
 オープニングセレモニーには、前法務大臣・岩城光英さん、参議院議員・末松信介さんからの展覧会開催へのご祝辞も届けられました。会場は、赤穂市関係者や、大垣市教育委員会・大垣祭保存会の皆様ほか、赤穂市近辺のおよそ150人の方々がお越し下さいました。新聞社の取材等も入り、席からあふれた立見のお客様で埋め尽くされた会場は、熱気に包まれました・・・。
 私は赤穂には小学校1年生までしかいなかったので、赤穂市周辺には、私の実質的な知人は親類位しかいません。だいたいの人出の推測ができる東京での展覧会開催とは違って、どれ位の人が来られるのか全く不明で、少し心配ではありましたので、何とか一安心です・・・。

 式典の司会は、地元で有名なフリーアナウンサーの水野かおり さんです。まず、主催者挨拶として、前赤穂市長・赤穂市文化とみどり財団理事長 豆田正明さんのご挨拶から始まり、出品者紹介・挨拶では、私がお話をしました。近年はギャラリートークや絵本イベント等でお話をする機会も増え、会場の雰囲気・反応に合わせて原稿無しに即興でお話をする事にしています。話の後には、いとこのお子さんから花束の贈呈もありました。次に伯父の後藤大秀さんのご挨拶です。伯父は根っからの職人ですので、このような場は苦手です。私の家族全員、人前で話したりするのは苦手なのですが、私だけは東京で長年もまれ続けたせいで、上手くはないですが、平気で話せるように鍛え上げられたのです・・・。いい事なのか、悪い事なのか・・・?。
 次にご来賓紹介・祝辞で、赤穂市長の明石元秀さんのご挨拶なのですが、公務の都合で少し遅れられて、後程お話されました。特別協力者紹介では、大垣祭保存会 中町布袋会の児玉一雄さんがご挨拶されました。
 次に、赤穂の御崎幼稚園の子供達7名による、よさこい踊りの披露がありました。頑張って踊る可愛らしい姿に、皆、ほっこり~。この中から、将来の赤穂を背負って立つ人が出てくるといいね、特に絵描き等~ (^^)/ 。次に、大垣祭保存会 中町布袋会による、からくり人形実演披露です。演奏も生演奏です。ユネスコ無形文化遺産の「大垣祭り」の山車からくり が岐阜・名古屋圏を出たのは初めてなのではないでしょうか。誠に貴重な公演です。その後、主催者・ご来賓者・出品者によるテープカットが行われ、多くの人々が記念撮影やご歓談、作品鑑賞をされました。
 休憩をはさんで、第2部の絵本朗読会も開催されました。上郡この本だいすきの会・三島澄子さん、フリーアナウンサー・水野かおり さん、朗読グループいろは・釜増直美さんによる絵本朗読です。私の作画絵本『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店)『わかがえりのみず』(鈴木出版)『金色の鹿』(子供教育出版)が朗読され、この日の会場は年配者が多かったですが、熱心に聞き入るお子さんもいました。

赤穂市立美術工芸館赤穂市立美術工芸館 田淵記念館

赤穂市立美術工芸館オープニングセレモニー(開幕式典)  会場はお客様でいっぱいです~。感謝・感激!!!

赤穂市立美術工芸館後藤 仁 出品者紹介・挨拶 (完全に逆光だよ~)

赤穂市立美術工芸館花束贈呈  いとこのお子さん より

赤穂市立美術工芸館御崎幼稚園の子供達7名による、よさこい踊りの披露  テープの手前で踊らせてやってよ~ (^^♪

赤穂市立美術工芸館大垣祭保存会 中町布袋会による、大垣祭り(ユネスコ無形文化遺産、国重要無形民俗文化財) からくり人形実演披露  布袋軕・倒立唐子人形の離れからくり は見事!! 3体とも、伯父・後藤大秀によって復元制作された、からくり人形です。

赤穂市立美術工芸館テープカット  赤穂市長、赤穂市文化とみどり財団理事長、大垣祭保存会 中町布袋会、後藤大秀、後藤 仁

赤穂市立美術工芸館テープカット

赤穂市立美術工芸館大垣祭保存会 中町布袋会の皆様、後藤大秀さんと記念撮影

08.jpg絵本朗読会  三島澄子さん朗読、絵本『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)


赤穂市立美術工芸館展覧会会場入口  お祝いのお花もたくさん来ました。誠にありがとうございました。

赤穂市立美術工芸館展覧会会場  日本画作品、代表作25点 展示

赤穂市立美術工芸館展覧会会場  日本画作品、代表作25点 展示

赤穂市立美術工芸館展覧会会場  日本画作品(後藤 仁)・能面作品(後藤大秀) 展示

赤穂市立美術工芸館展覧会会場  絵本原画作品 展示、絵本5作品の全原画90点が並びます。壮観~!!

赤穂市立美術工芸館展覧会会場  日本画作品・スケッチブック 展示

赤穂市立美術工芸館展覧会ロビー会場  金唐革紙作品4点 展示

 式典終了後、人が引いた頃、一通り会場の撮影をして、その後、赤穂御崎の海岸周辺を散策し、夕食を食べ、夜7時過ぎに再び「赤穂八幡宮 例祭・神幸式」を見に行きました。裸天狗や獅子舞いが神社の拝殿から飛び出て踊るさまを、9時頃まで取材していました。赤穂にいる間に、展覧会のみならず、やるべき事は山程あります。明日からは、赤穂周辺の散策が23日まで続きます。この様子はまた、次回ご報告としましょう・・・・。

赤穂の旅赤穂御崎  展覧会場の喧騒の後に、この静かな海の美しい夕景をひとり眺めると、心が落ち着きます~。

赤穂の旅赤穂八幡宮 例祭・神幸式  裸天狗と獅子舞い、赤穂には、いい祭りが伝わっています。

 誠に充実した大型展覧会とオープニングセレモニーを、我が故郷・赤穂で行えた事は、実に感慨深く、感無量です。会場にお越しいただきました皆様に、心より御礼申し上げます。

  日本画家・絵本画家 後藤 仁

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テーマ : 展示会、イベントの情報
ジャンル : 学問・文化・芸術

2018-10-30

赤穂の旅。後藤 仁 日本画・絵本原画/後藤大秀からくり人形~赤穂出身の日本画家・絵本画家、初の里帰り展~その1

第65回(平成30年度)文化庁・文化財保護強調週間 関連行事
   第65回(平成30年度)文化庁・文化財保護強調週間 関連行事

赤穂市立美術工芸館 田淵記念館 平成30年度 特別展
   ~ 日本画画業35周年記念 ~
後藤 仁 日本画・絵本原画/後藤大秀 からくり人形
 ~赤穂出身の日本画家・絵本画家、初の里帰り展~

2018年10月20日(土)~12月17日(月) 
 AM9:00~PM5:00(入館受付はPM4:30まで)
 休館日; 毎週火曜日(祝日と重なった日はその翌日)
 入館料; 大人300円、小人150円(団体・障害者・高齢者割引あり)

《オープニングセレモニー》
 10月20日(土)  PM 1:00~3:30
 主催者・ご来賓挨拶(赤穂市長 他)、からくり人形実演披露会(大垣祭保存会)
 幼稚園児たちの踊り、絵本朗読会(地元の朗読家)

赤穂市立美術工芸館 田淵記念館
〒678-0215 兵庫県赤穂市御崎314-10  
  TEL・FAX 0791-42-0520

  http://www.ako-art.jp/news/平成30年度特別展のご案内

赤穂市立美術工芸館リーフレット

赤穂市立美術工芸館リーフレット赤穂市立美術工芸館「後藤 仁 日本画・絵本原画/後藤大秀 からくり人形 展」 リーフレット


 今回は、赤穂市立美術工芸館 田渕記念館での「オープニングセレモニー」に合わせて、10月16日(火)~24日(水)にかけて、「赤穂の旅」(兵庫県赤穂市)に赴きました。

 16日(火)、東京駅11:03発、新幹線ひかり号で、相生駅15:03着です。相生から赤穂のアトリエまでは、いとこが車で送ってくれました。ありがとう!!
 17日(水)は朝からアトリエに神戸新聞の取材が入り、幼少期の水彩画・マンガや高校・大学時代の日本画等を引っ張り出して、お見せしました。午後には赤穂市立図書館に立ち寄りました。その後、赤穂市坂越(私の生まれ故郷)の「高瀬舟」という喫茶店・作品展示スペースで赤穂民報(地元で有名な地域新聞)の取材を受けました。ここの仕込みは、今回の展覧会の最初の仕掛人でもあり、赤穂市の元職員でもある方が色々と骨を折って下さいました。誠にありがとうございます。
 市内のあちらこちらに「後藤 仁・後藤大秀展」のポスターが貼ってあります。市を上げて展覧会を応援してくれているようで、誠に嬉しいですね~。

赤穂の旅赤穂市立図書館、「後藤 仁 作家・展覧会・絵本紹介コーナー」ができています。 (^_-)-☆

赤穂の旅坂越まち並み館、ここにも「後藤 仁・後藤大秀展」ポスターが! 。 

 18日(木)の午前中は赤穂市立美術工芸館 田渕記念館で、赤穂民報の写真撮影がありました。午後には、一人で赤穂市周辺を散策しました。まず、赤穂八幡宮(私は幼少期にここで七五三祝いをしました)を見物し、大石神社と大蓮寺に寄りました。大石神社境内や大蓮寺近くの幼稚園等にも、「後藤 仁・後藤大秀展」のポスターが貼ってあります ('◇')ゞ 。
 車で坂越に移動し、大避神社(おおさけじんじゃ)に参りました。そこから裏山に抜け、私の一番お気に入りの散策コース・宝珠山(茶臼山)山頂までの山道を登ります。山頂から望む、ひょうたん型の島・生島(いきしま)を抱く坂越浦の光景は、誠に美しい限りです。ここでF4号スケッチブックに、生島を1時間30分余り写生しました。
 この穏やかで美しい光景を描いていると、本当にこの地に生まれて良かったと、いつもながらしみじみ思い入ります。・・・あまりにも優しくて平和なこの光景と、幼い日々を過ごしたこの海辺の思い出と、今は亡き父や大切な人々との記憶と、19歳で大都会・東京に出てよりなめて来た幾多の辛酸と、今この時にも世の中で起こっているであろう諸々の不幸と・・・・、この光景を描いている途中、様々な思い出・思念が沸き起こり、いつもふっ・・と涙があふれ出ます。そうして描いている内に雑念が払われ、じょじょに無心に近づいていくのです。そんな古里の思い出を伴って、私にとって、世の中で最も美しい光景は、この宝珠山から眺める生島の情景なのです。・・・・もう黄昏時ですね、帰りましょう。

赤穂八幡宮 家族写真〔昔の写真〕 赤穂八幡宮にて。 3歳頃の私と両親と兄で七五三祝い。もしかしたら、この頃が一番いい時代だったのかも知れません・・・。

赤穂の旅赤穂で最も有名な観光地・大石神社、ここにも「後藤 仁・後藤大秀展」ポスターが!! 。

赤穂の旅宝珠山(茶臼山)山頂から望む坂越浦の生島

赤穂の旅宝珠山(茶臼山)山頂から望む千種川の夕景、この方角も美しい・・・。眼下には、私が学んだ、坂越幼稚園・小学校も見えます。

赤穂の旅旧坂越浦会所、私は幼い時にここで予防接種を受けたそうです。おっと、ここにも「後藤 仁・後藤大秀展」ポスターが!!! 。

 19日(金)は9時半から美術館の展示作業です。途中、毎日新聞の取材を受けたり、「後藤 仁 日本画小品展」を開催する桃井ミュージアムに立ち寄ったりしました。3時半過ぎにはほぼ展示を終えました。ほとんどは日本通運の美術運送スタッフと、美術館学芸員の方がやってくれるので、私は展示指示と最終確認をするだけなので助かります。
 展示終了後、一人、赤穂御崎(あこうみさき)を散策し、伊和都比売神社(いわつひめじんじゃ)でSM号スケッチブックに軽く30分ばかりスケッチしました。この神社の鳥居の先はそのまま海に続いており、なかなか珍しいです。この神社からの赤穂御崎の眺めも最高ですね。
 明日は、いよいよ「オープニングセレモニー(開幕式典)」です。ここ赤穂の地は、親戚以外はほとんど知っている人がいませんので、お客様が大勢見えられるのかどうなのか、少しだけ不安でもあります。

赤穂市立美術工芸館赤穂市立美術工芸館 田渕記念館、展示作業中。大垣祭保存会の皆様によって、からくり人形実演用の台も組まれています。

 この続きは、次回といたしましょう・・・。

  日本画家・絵本画家 後藤 仁

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2018-10-14

後藤仁 台湾写生旅行 その5

2018年2月22日~3月15日までの22日間の「台湾写生旅行」 その5
(展覧会・イベント等が多くて、なかなか書く時間がないのですが、4月30日にアップした「台湾写生旅行」その4 からの続きです。この後もボチボチとアップしていきますので、お楽しみ下さい。)
 
 3月2日(金) 旅行9日目。今日は嘉義から台南(タイナン)に移動します。朝食は宿のブレックファーストのビュッフェをいただき、8:53嘉義駅発の電車に乗って9:57に台南駅に到着(90元)。台南は日本の奈良・京都に当たる台湾の古都です。まずガイドブック「地球の歩き方」を参考に、駅近くの安い宿を探して、「光華大飯店」(シングルルーム、シャワー・トイレ付、食事無し/一泊850元)に2泊します。一息ついたら、さっそく市内の散策です。まず、「祀典武廟」という台湾関帝廟の総本山を見物。古くて立派な建物です。ここでF4号スケッチブックに1時間余りかけて廟を写生しました。
 昼食は、廟の入口横の小さな食堂で、肉燥飯(30元)、猪血綜合湯(70元)、阿婆水(昔懐かしい感じの飲料/20元)をいただきました。次に、隣の「水天后宮」を拝見。少し歩いて、台南のおしゃれストリートこと「正興街」を散歩。超人気のソフトクリーム店「蜷尾家甘味處」でソフトクリーム(80元)を食べました。このストリートは台湾の若者でいっぱいですが、私は場違いなので引き返して、宿の近くの敦煌書店という大きな書店で絵本等の出版状況を確認。今、台湾では絵本ブームのようで、台湾製の絵本・翻訳絵本が多く見られ、お会いした事のある台湾作家・日本作家の作品も置いてありました。この日の夕食は軽く、おにぎりとパンで済ませました。

台湾写生旅行「祀典武廟」の入口横の小さな食堂。 肉燥飯(30元)、猪血綜合湯(70元)、阿婆水(昔懐かしい感じの飲料/20元) 安いけど、なかなか美味しい~。

 3月3日(土) 旅行10日目。この日は一日、台南巡りです。朝食はパンとつまみだけ。歩いて、「台湾府城隍廟」から「五妃廟」へ。明朝最後の王の5人の妃が祀られています。私はこの類の悲話に何故か魅かれる所があり、ここで1時間余りかけて、F4号にスケッチ。この五妃の話は何らかの絵に描けそうな気がします・・・。次に「大南門」へ。清朝時代の門を復元した比較的新しい建築物ですが、今描いている絵本の場面にピッタリなので、ここでもF4号スケッチブックに1時間余りスケッチ。門の手前のガジュマルの巨木もすごいです。
 歩いて途中、昼食として「福記肉圓」で一皿40元の肉圓(米をすりつぶして練った皮で肉を包んで、蒸し上げた小吃)を二皿食べました。トロッモチッとして、とても美味しい。「阿全碗粿」でも碗粿(台南式ライスプディング/一碗30元)をいただく。台南は独特の小吃が多くて、食べ歩きを楽しめる街ですね~。
 次に、「孔子廟」(入場料25元)を見学。広くて立派な孔子廟です。「國立台湾文学館」(入場無料)では台湾の文学作品の数々が展示され、絵本コーナーも充実しており、立派な伝統的建物と共に楽しめます。次に、「天壇」と「呉園」に立ち寄って、今日の散策を終えました。
 夕食は、「度小月 原始店」で台南名物の擔仔麺(肉そぼろ麺/50元)、煮卵(15元)、あげ海老(55元)を食しました。しっかりした味付けの美味しい麺ですが、日本人観光客も多いようで、店員の日本語の大きな挨拶は少し変な感じです。
 ここの宿、「光華大飯店」は駅に近いという立地が良く、値段も安いので、台南旅行に便利です。ただ、少し衛生環境に難があり、私の好きでないあの黒虫が部屋に度々登場するのには参りました~。こんな時の為に日本から持参した強力なミニ殺虫剤が役に立ちましたね。
 それにしても台南は無料で楽しめる伝統的建築物も多く、食べ物も美味しくて、なかなか興味深い街でした。ただ、日に何度も、轟音を立てて、台南の空を横切る戦闘機を見ていると、台湾ならずとも世の中は平和なばかりではない事を実感させられるのでした・・・。

台湾写生旅行「五妃廟」 悲しい物語が語り継がれています。

台湾写生旅行「福記肉圓」 肉圓(一皿40元) トロッモチッ、とても美味しくて気に入りました~ ( ^^) _U~~ 

台湾写生旅行「度小月原始店」 擔仔麺(肉そぼろ麺/50元)、煮卵(15元) これも美味~!!

 明日は、台湾第二の都市・高雄(現在、人口では台中に抜かれたそうですが)に向かいます。この模様はまた次回といたしましょう・・・・。

  日本画家・絵本画家 後藤 仁

 
 
 

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2018-10-10

後藤 仁 日本画・絵本原画/後藤大秀からくり人形~赤穂出身の日本画家・絵本画家、初の里帰り展~

★2018年10月20日から開催いたします。皆様、風光明媚な赤穂への旅と合わせて、ぜひお越し下さい。★

    第65回(平成30年度)文化庁・文化財保護強調週間 関連行事
第65回(平成30年度)文化庁・文化財保護強調週間 関連行事

赤穂市立美術工芸館 田淵記念館 平成30年度 特別展
  ~ 日本画画業35周年記念 ~
後藤 仁 日本画・絵本原画/後藤大秀 からくり人形
 ~赤穂出身の日本画家・絵本画家、初の里帰り展~


赤穂市立美術工芸館リーフレット

赤穂市立美術工芸館リーフレット赤穂市立美術工芸館「後藤 仁 日本画・絵本原画/後藤大秀 からくり人形 展」 リーフレット

「トン族琵琶歌~チャンファメイ」(P25号) 後藤 仁日本画作品 「トン族琵琶歌~チャンファメイ」 (P25号) 後藤 仁


2018年10月20日(土)~12月17日(月) 
 AM9:00~PM5:00(入館受付はPM4:30まで)
 休館日; 毎週火曜日(祝日と重なった日はその翌日)
 入館料; 大人300円、小人150円(団体・障害者・高齢者割引あり)


《オープニングセレモニー》
 10月20日(土)  PM 1:00~3:30
 主催者・ご来賓挨拶(赤穂市長 他)、からくり人形実演披露会(大垣祭保存会)
 幼稚園児たちの踊り、絵本朗読会(地元の朗読家)

《後藤 仁 ギャラリートーク・サイン会、絵本朗読会》 
 11月18日(日)  PM 1:00~3:30
 ギャラリートーク「赤穂の思い出、アジアの旅と日本画・絵本の制作」
 絵本朗読会(地元の朗読家)


赤穂市立美術工芸館 田淵記念館

〒678-0215 兵庫県赤穂市御崎314-10  
  TEL・FAX 0791-42-0520

  http://www.ako-art.jp/news/平成30年度特別展のご案内

          *

 15歳で日本画を始めて35年の歳月が流れました。永年「アジアの美人画」をテーマに、日本やアジアの女性や少数民族などを描いてきました。この度、日本画画業35周年、絵本出版5周年を記念して、故郷・赤穂にて初の本格的な大型展覧会を開催いたします。日本画の代表作25点と、絵本5作品の全原画、金唐革紙(国選定保存技術、国重要文化財建造物壁紙)にて展覧いたします。さらに後藤 仁の伯父で、からくり人形師の後藤大秀が手がけた、大垣まつり(ユネスコ無形文化遺産)の、からくり人形3体と能面作品も合わせて展覧いたします。
 貴重な作品群が一堂に会した、誠に貴重な展覧会になります。ぜひ、ご高覧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

(展覧会オリジナル図録、絵本〈直筆サイン入り〉を会場で販売いたします。絵本『ながいかみのむすめチャンファメイ』と『わかがえりのみず』は在庫僅少で、『ながいかみのむすめチャンファメイ』は5部・一人1冊のみ、『わかがえりのみず』は25部・一人1冊のみの特別限定販売になります。絵本の売り上げの一部は、東北被災地・熊本地震被災地・西日本豪雨被災地・ネパール大地震被災地 等への「絵本寄贈プロジェクト」に使用する計画です。)

  日本画家・絵本画家 後藤 仁  


〈展示内容(予定)〉

〇日本画 代表作  25点

〇絵本 原画作品(表紙・扉・場面・後ろ扉) 5作品

 『ながいかみのむすめチャンファメイ』 (福音館書店こどものとも)
 『犬になった王子 チベットの民話』 (岩波書店)
 『おしゃかさま物語』 (佼成出版社)
 『わかがえりのみず』 (鈴木出版こどものくに ひまわり版)
 『金色の鹿』 (子供教育出版)

〇金唐革紙(きんからかわし/国選定保存技術、手製高級壁紙) 4点

 国重要文化財建造物「孫文記念館・移情閣(神戸市)」「旧岩崎邸庭園」「入船山記念館」


〇後藤大秀 作品

 からくり人形(ユネスコ無形文化遺産・国重要無形民俗文化財「大垣まつり」) 3体
「布袋軕 布袋人形、倒立唐子人形、采振り人形」

 能面 5面

          *

第65回(平成30年度)文化庁・文化財保護強調週間 関連行事
第65回(平成30年度)文化庁・文化財保護強調週間 関連行事

〔 主催 〕
公益財団法人 赤穂市文化とみどり財団、赤穂市立美術工芸館 田淵記念館

〔 特別協力 〕
大垣祭保存会

〔 後援 〕
大垣市、大垣市教育委員会、赤穂市、赤穂市教育委員会、一般財団法人 日本中国文化交流協会、学校法人桑沢学園 東京造形大学、絵本学会、この本だいすきの会、貴州省日本観光センター、岩波書店、福音館書店、鈴木出版、佼成出版社、子供教育出版


                   


 また、同時期に合わせて、赤穂市立美術工芸館の近くにある「桃井ミュージアム」でも、『後藤 仁 日本画小品展』(日本画・版画 販売作品 P6号以下の小品9点展示予定)を開催いたします。
 2館合わせてお越しいただき、ぜひご覧下さいますようお願い申し上げます。


後藤 仁 日本画小品展

  桃井ミュージアム

〒678-0215 兵庫県赤穂市御崎634
 
  TEL・FAX 0791-56-9933  休館日:火曜日
  開館時間:10時~16時  入館料:無料

  http://momoi-museum.com/

〈交通案内〉
山陽自動車道・赤穂ICより約20分

路線バス・JR播州赤穂駅より約20分
「保養センター」行き→「東御崎」停留所下車すぐ


 会場にて、「日本画・版画作品」 P6号以下の小品9点と、「絵本」を展示販売いたします。
(日本画・版画、絵本の売り上げの一部は、東北被災地・熊本地震被災地・西日本豪雨被災地・ネパール大地震被災地 等への「絵本寄贈プロジェクト」に使用する計画です。)

  日本画家・絵本画家 後藤 仁

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2018-10-03

「日中藝術展 ─ 一衣帯水 ─」、中国上海の旅 後藤 仁(后藤 仁)その3

(その1から続きます。その3からは、カテゴリが「写生旅行(海外)」に変わります。)

 2018年8月24日~28日にかけて、中国(中華人民共和国)上海の雲間美術館にて、「日中藝術展 ─ 一衣帯水 ─」が開催されました。私はその展覧会に合わせて、24日から31日まで上海を訪れ、周辺を散策しました。

 8月27日(月)は朝、雲間美術館に立ち寄った後、作家(伊東正次さん、早川 剛さん)と美術館スタッフとコーディネーターの李さんと、「東方明珠塔」に向かいました。上海・外灘(ワイタン)の対岸に立つ、あの巨大な電波塔です。通常は何十分も並ばないと入れない程、客が多いのですが、雲間美術館館長のご紹介で私達はすぐに入場できました。これがいわゆる、中国の特権階級社会というものですかね・・・?。
 東方明珠塔の中も人だらけですが、展望台からは上海の高層ビル群が見渡せました。上海歴史陳列館という上海の昔の町並みを再現したコーナーは面白かったのですが、その他は賑やかな子供の遊び場という感なので、早めにここを出ました。
 外灘(ワイタン)を見たいという伊東正次さんのご意見で、川岸に出ました。対岸から外灘の古い建造物を、SM号スケッチブックに軽く描きました。今回の旅では帽子を忘れたので、日差し除けのためにタオルを頭に巻き付けました。これは、いかにも怪しい不審者ですな~、海外で度々職務質問を受けるのもやむを得ませんね・・・。
 今回の旅は展覧会のための訪中なので時間があまり取れないと分かっていましたが、スケッチブックを持参していました。8月26日の上海領事館ワークショップの前に、一人で外灘を訪れ、SM号スケッチブックに軽く一枚スケッチしましたが、結局、今日と合わせて、まだ2枚しか描けていません。搬出後、一人になった後に描けるといいのですが・・・。
 その後、皆で昼食を食べ、夕方、対岸の外灘に地下鉄で渡りました。李さんが外灘の夜景がきれいだと言うので、見に来たのです。確かにゴージャスな夜景です。ただ、ここも人がとても多いです。李さんは帰りが逆なので先に帰りました。
 「外灘観光隧道」(片道50元)とはどんなものか、一人旅ではまず行かないので、これを機会に伊東さん、早川さんと中年男3人で行ってみました。やけに値段が高いなと思っていたのですが、川底のトンネルを無人電動トロッコで渡るのです。トンネル内はイルミネーションが点滅して、結構、凝っています。子供なら喜ぶだろうな~。この日は伊東さん、早川さんと一杯やって、特に伊東さんと熱過ぎる日本画談義をしました(私達は完全なる日本画・芸術バカなのですな)。


上海旅行26日 朝。今回の宿、「南泉大酒店」。部屋と朝食は言う事なし、スタッフのサービス意識と笑顔を向上してよ!!

上海旅行27日。早川 剛さん撮影、外灘をスケッチする私。確かに怪しい~ (*´з`) 

上海旅行27日。外灘(ワイタン)の夜景。「さあ、ここで問題です・・・右と左、どっちのおっさんが私でしょう?」

 28日(火)は午後から搬出なのですが、午前中に雲間美術館に行って、李さんのご案内で「上海博物館」を訪れました。ここには数年前の中国取材旅行でも訪れていますが、入場無料なのに、とても優れた美術品が膨大に鑑賞できる、素晴らしい美術博物館です。スケッチする時間がないので早足で回り、写真撮影可なので大量に撮影しました。宋元明時代の中国絵画や、中国少数民族の衣装等の展示は白眉です。ただ、美人画の名品陳列は少なかったですね。
 午後は名残惜しいですが作品搬出をし、雲間美術館に私の日本画作品 『葡萄』 (F6号)一点を寄贈しました。これは雲間美術館の正式な収蔵作品になります。

雲間美術館雲間美術館館長 徐迪旻 氏への日本画作品『葡萄』(F6号) 寄贈

 29日(水)からは一人なので、いつもの旅のように自由に散策します。朝、宿の南泉大酒店から地下鉄・蒲電路駅に向かう途中で、面白そうな市場を見つけました。花鳥市場と食品市場が併設されており、大きめのスーパーもあります。ガイドブック「地球の歩き方」にも載っていない、超ローカルな市場です。ここで大概のものは手に入りそうです。
 豫園辺りは数年前にぶらついたので、今回はまず、上海の名刹、「静安寺」を訪ねました。巨大な仏教寺院です。境内には一匹の猫がいて、いい風情です。その後、絵本作家の和歌山静子さんのおすすめで訪れておきたかった、ポプラ社・蒲蒲蘭絵本館を探しましたが、近所の警備員に没有(めいよう/無いよ)と言われました?。たまたま、ポプラ社・上海オフィスの住所のコピーを持参していたので、そこへ行ってみると、巨大なビルの中に本当にオフィスがありました。海外旅行ではよくある話なのですが、今回も「無かったあるある」ですね(ガイドブック等には書いてあるのに、現地には何故か存在しない等)。上海オフィスの日本人担当者によると、地価が高くて上海の絵本館は今年から閉鎖したという事でした。残念~。
 上海のメインストリート・南京東路に移動して、小籠包の名店・佳家湯包(かかとうほう)で、小籠包(全種盛り 32元)と凝固血スープを食べました。なかなか美味しいですな。
 南京東路の近くの福州路辺りは書店・画材店が多く、幾つかの書店や小さな美術館を見て回りました。上海書城という巨大な書店ビルがあり、児童書売場には中国や欧米の絵本に混ざって、日本の絵本の翻訳本もたくさん置いてありました。5年余り前に北京の巨大国営書店・新華書店を見た時には、何故か日本の絵本は全く見当たらなかったので、北京と上海の差もあるのかも知れませんが、わずか数年で中国の書籍流通業態の大きな発展が見られました。画材店で、岩絵の具(中国では種類は少ないです)、中国筆、中国紙、印泥(いんでい/朱肉の事)等を購入して、宿に帰りました。帰る途中、朝に見つけた市場で、土産の緑茶等も買いました。

上海旅行29日。上海花鳥市場。

上海旅行29日。「静安寺」 今の上海を象徴する如く、寺院の背景には近代的な高層ビル群が。

上海旅行29日。静安寺の猫。ネコとハスの扉の組み合わせが素敵ね~。

上海旅行29日。佳家湯包(かかとうほう)の小籠包と、凝固血スープ(正式名は忘れましたが、多分、豚の血を固めた具のスープ)。

 30日(木)。明日は早朝から帰国航空便に乗るので、今日が散策最終日です。本当は杭州・西湖に行きたかったのですが、時間が無いので、日帰りが可能な水郷の街・「西塘(せいとう)」に行く事にしました。私はもちろん、それが目的ではないのですが、トム・クルーズ主演の映画「M:i:Ⅲ(ミッション:インポッシブル3)」で撮影された町として有名だという事です。前日に、上海旅游集散中心総駅で、西塘までの往復バス代(50元)と西塘入域料(100元)が込みで150元のツアーチケットを購入してありました(基本的に海外の長距離バスは前日購入のものも多いので、特に込み合う路線では確認が必要です)。
 朝9時15分、上海発の長距離バスで西塘に向かいます。隣の席には偶然、日本人の大学生が一人乗っていたので(バス会社が気を利かせてくれたのでしょう)、私はずっと、これまでのアジアの旅の話をしていました。世界的な視野を学生時代から養おうとする、意気盛んな若者に出会えるのは嬉しいですね。
 1時間30分弱で西塘に着きました。若者はそのまま烏鎮(うちん)まで行くそうです。ガイドブックに書いてある停留所とは異なる路上でバスから降ろされたので、帰りのバスの発車場が分かりにくいです。この辺りは、アジア圏はどこもいい加減ですね。
 西塘は入域料こそ取るものの、ネパールのバクタプル・パタンのように街の保全に使うための料金だと思っていましたが、ここ西塘は完全にテーマパークのように整備され尽くし、無理に残され・作られた、形骸化した死せる街のような体で、少し残念でした。中国はどこもかしこも観光のために再開発され尽くしていきます。普通に人が住み・往来によって作り上げられてきた、自然な街や土地の歴史的美観というものを、あまり顧みていないのでしょうね・・・。疑問は多いのですが、物質的豊かさを求める人の性、それも仕方ない事なのでしょうか・・・。
 それでも西塘は、そんなものだと思えば、それなりに面白い風情が保存された街です。気を取り直して散策します。街を2時間位ぶらついても、16:30 発のバスの帰り時間までには2時間は時間が取れそうなので、そこで町並みを写生したいと思っていました。
 街を歩いて行くと、絵を描いている若者が数人いるので、聞いてみると美術高校生だと言います。「好(はお/良い)!」等と声をかけて、一緒に皆さんと記念撮影しました。誠に怪しい日本人ですな~。多分、学校の課題なのでしょうが、絵を熱心に描く若者が嬉しかったのです。
 しばらく行くと、人も減りだし、閑散として来ました。1時間余りで、メイン通りを抜けたようです。少し道を戻って、昼なので、食堂(小さなフードコートのような)で食事をしました。最終日なので私のテンションも高めです。漢民族の料理だけではなく、西域風の料理を売っている店などもあり、それなりに面白いです。親子・家族で観光に来るには楽しい場所でしょうね。10㎝位ある黒光りしたサソリの串刺しを売っていたので、北京等の屋台で前から気になっていたので、ここで注文しました。少し素揚げし直して、唐辛子をまぶして完成です。幾つかの店舗の料理を購入し、席に着いて食しました。サソリはすごく硬めの沢蟹といった感じで、癖や臭みはないです。中国風おこわ等、どれもなかなか美味しくて、最後にデザートの愛玉子(オーギョーチー)をいただき終了です。
 こうして、変なうかれた日本人が一人食事をしているのは、目立つのでしょうか・・・。食事を終えて店を出て、いつもの癖で、各ポケット等を確認すると(海外はスリが多いからです)、胸ポケットに入れていたバスチケットがありません。「ここに来て、やられたか!!」 胸ポケットから落とす事は考えにくいので、スラれたのでしょう。さすがにアジア旅にそれなりに慣れた私と言えど、入場料を払った敷地内で、胸ポケットからスラれるとは、思ってもみませんでした。ましてや、25元分の帰りバス代だけ残った紙きれを・・・。きっと、もっと良いものだと思ってスッたのでしょうが、どう転売するものやら、理解に苦しみます。フードコートは結構、人が多かったし、場に不似合いな男が3~4人で横並びにこちらに向かって歩いて来たので、今考えると、彼ら辺りは怪しいですね。いずれにしても、胸ポケットからスルのですから、相当な手練れです。これだから中国辺りのアジア旅は要注意なのです。ただ、私もこの類には慣れており、本当に大切な財布等は絶対盗まれないように、ここでは言えませんが、かなり念入りな気配りがしてあります。(中国でも、上海市内に関しては、日本に近い位、結構、治安は良い方で、夜も女性が独り歩きできる位です。ただ、一歩、上海から出ると治安はどんどん悪くなっていきます。)すぐに警備員・係員にチケットが盗まれた事実を伝え、警備に気を入れるように言いました。ただ、今回は少額なので、時間が取られるし、警察には訴えない事にしました。
 旅のトラブルには慣れているとは言え、これでテンションがガタ落ちです。写生する気力も失せ、帰りの長距離バスがあるかどうかが気になり、すぐに帰る事にしました。こうして今回の旅では、SM号2枚しかスケッチできなかったのです。通常の長距離バスの発着場で、上海行きを求めると、10分後に13:30 発があると言います。バス代は27元でした。大都市行きはどこも厳重な警備で、パスポートを見せ、セキュリティチェックを受け、バスに乗り込みました。1時間30分程で、上海火車駅近くにバスは着きました。明日の朝はかなり早いので、今日はむしろ早めに宿に帰った方が良かったのかも知れませんね。

上海旅行30日。「西塘(せいとう)」にて、美術高校の若者達と。

上海旅行30日。「西塘(せいとう)」の食堂。サソリのインパクトもすごいが、どれもなかなか美味しいよ~。

 31日(金)、早いものでもう帰国日です。飛行機は朝8:25 発なので、急がないといけません。早朝、4:30 過ぎに宿をチエックアウトし、一駅分多く歩いて地下鉄・世紀大道駅まで行きました。始発が遅くて、6:11 にようやく来たので、それに乗って、上海浦東空港に向かいます。7時過ぎに空港に滑り込んで、空港内を走って、急いでチエックインしました。まるで、銀河鉄道999の旅さながらです。いくら私が旅慣れているとは言え、行きも帰りも、これでは時間的にギリギリなので、来年はもう少し早めにチケットを手配し、少し余裕を持った旅にしたいものですね。
 今回の旅も短期間ながらに、色々とミニトラブルがありましたが、旅とはそんなものですね・・・。

 8:25 上海浦東空港 発 → 12:20 羽田 着、ANA NH0972。日本の旅客機は、機内の映画・音楽リストがいいですね・・・、音楽をノリノリで聴いている内に日本に到着しました。羽田空港の荷物待ち(通常、私は荷物を預けないのですが、今回は作品があったので預けたのです)で、ビーグル犬のようなカワイイ麻薬犬が、私の両足を後ろからチョンチョンと突いていったので、面白くてふり返ると、係員が怪しい奴と見たようで、再びビーグル犬を連れて前から戻って来ました。おかげで再び両足をチョンチョンされました ♡ 。
 今回の展覧会旅は、それなりに疲れましたが、精神的な収穫も多く、実に面白く興味深い、海外でのグループ展の経験となりました。来年も、このグループ展が開催される予定です。先の事は何も分からない、明日をも知れぬ絵描き道なれど、来年も参加できるといいですね・・・・。

 日本画家・絵本画家  後藤 仁

テーマ :
ジャンル : 学問・文化・芸術

2018-09-30

「日中藝術展 ─ 一衣帯水 ─」、日本画ワークショップ「日本画を描こう」開催、後藤 仁(后藤 仁)その2

 2018年8月26日(日)は、『中高校生のための日本画ワークショップ「日本画を描こう」』が、在上海日本国総領事館 多目的ホール・広報文化センターで開催されました。

 当日は小雨という天候ながら、ワークショップ開始前には多くの中国の中高生と親御様がご来場されました。在上海日本国総領事館での行事は日本の外務省の管轄であり、この領事館は中国国内における日本の領地とされる特別な場所でもあり、開催当日までの手続き等が大変でしたが、無事、今日の開催に至りました。

 日本画ワークショップの前に、「日本画講演 ─ 日本画とは?(歴史・成り立ち・特徴・画材・画法 等)」を伊東正次さんと私で講義しました。
 私が担当した、『日本画で美人画を描こう!!』では、私の作画絵本『わかがえりのみず』 (鈴木出版)を手本に、まず和紙ハガキに原画を転写して、日本画の水干絵の具(すいひえのぐ)・岩絵の具と膠(にかわ)で彩色していきました。簡略化した手法ながら、本格的な日本画の画法で描いていきます。
 中国の中高生は皆さん非常に熱心で、それぞれの方が個性的で面白い絵を、最後まで集中力をきらさずに描き切った事に感心しました。もちろん、全員に、「很好 ヘンハオ(とても良い)!!」を与えましたよ。
 日本で同じワークショップをやったら、今の日本の中高生はどうなのでしょうか? この好奇心と熱意の高さが現在の強大な中国を支えているのかも知れませんね。

上海領事館「日本画講演 ─ 日本画とは?」

上海領事館「日本画講演 ─ 日本画とは?」

上海領事館「日本画講演 ─ 日本画とは?」

上海領事館「日本画講演 ─ 日本画とは?」


上海領事館日本画家・絵本画家 後藤 仁 による誰でも美しく描ける日本画ワークショップ 『日本画で美人画を描こう!!』

上海領事館日本画家・絵本画家 後藤 仁 による誰でも美しく描ける日本画ワークショップ 『日本画で美人画を描こう!!』

上海領事館07日本画家・絵本画家 後藤 仁 による誰でも美しく描ける日本画ワークショップ 『日本画で美人画を描こう!!』

上海領事館08日本画家・絵本画家 後藤 仁 による誰でも美しく描ける日本画ワークショップ 『日本画で美人画を描こう!!』

上海領事館11日本画家・絵本画家 後藤 仁 による誰でも美しく描ける日本画ワークショップ 『日本画で美人画を描こう!!』

上海領事館13日本画家・絵本画家 後藤 仁 による誰でも美しく描ける日本画ワークショップ 『日本画で美人画を描こう!!』

上海領事館16熱心に描く中国の中高生。很好!!

上海領事館22ワークショップに参加した中高生・通訳の皆さんと。

上海領事館ワークショップを主催した、伊東正次さん、浅葉雅子さん、早川 剛さん、通訳・領事館の皆様と。


 明日から数日は中国・上海の街をぶらつきます。ブラタモリならぬ、ブラジンです~。
 この様子はまた次回に~~ お楽しみに!!! (^.^)/~~~

         *

『中高校生のための日本画ワークショップ「日本画を描こう」』
 2018年8月26日(日) 14:00~
 在上海日本国総領事館 多目的ホール・広報文化センター

 講師:  後藤 仁(后藤 仁)、伊東正次
 お手伝い:  浅葉雅子、早川 剛(共に日本画家)
 通訳:
  張 崢 (日中平和観光株式会社 上海事務所 所長)
  陳 慧琳 (上海大学 日本語翻訳専攻 学生)
  江田 海 (復旦大学 学生)

 〔領事館による広報より〕
 実績豊かな2名の日本画家、後藤 仁、伊東正次により、特に絵画に関心を示す中国人の中学生及び高校生を対象として、日本画の成り立ちや特徴、洋画や中国画との差異について講演を行うとともに、日本画特有の画材や材料を用いて、実際に日本画を描いてみることで、日本画の魅力や特徴を体感するもの。


○在上海日本国総領事館 公式サイト ─ 中学生日本画工作坊“一起来体验日本画吧”@我馆多功能厅
https://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/itpr_zh/00_000468.html

○在上海日本国総領事館 公式微博(Weibo) ─ 中学生日本画工作坊“一起来体验日本画吧”@我馆多功能
https://www.weibo.com/ttarticle/p/show?id=2309404272945445882361

○在上海日本国総領事館 公式サイト ─ 日中平和友好条約締結40周年記念事業「中高校生のための日本画ワークショップ「日本画を描こう」」を開催しました
https://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000513.html

○在上海日本国総領事館 公式微博(Weibo) ─ 成功举办中学生日本画工作坊“一起来体验日本画吧”
https://www.weibo.com/ttarticle/p/show?id=2309404283472201042458

○在上海日本国総領事館 公式微博(Weibo) ─ 用日本画绘制的日中两国民间故事绘本已上架
https://www.weibo.com/ttarticle/p/show?id=2309404280195174548769
 私の作画絵本『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店こどものとも)、『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)、『わかがえりのみず』(鈴木出版こどものくに) をご紹いただきました。

○在上海日本国総領事館 公式サイト
http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html



〇日本画家・絵本画家 後藤 仁 による誰でも美しく描ける日本画ワークショップ
『日本画で美人画を描こう!!』


 講師: 後藤 仁(后藤 仁)

絵本『わかがえりのみず』(鈴木出版)テキスト絵本『わかがえりのみず』(絵: 後藤 仁/鈴木出版)


 胡粉(ごふん)、水干絵具(すいひえのぐ)・岩絵具(いわえのぐ)、膠(にかわ)等の日本画画材を使って、後藤 仁 作画絵本『わかがえりのみず(日本の昔話)』 (鈴木出版)を元に、簡単な日本画(美人画)を描いてみましょう。日本画は中国画と同じく墨を用いて線を描きますが、中国画に比べて日本画の色は豊富で多彩です。また、画面のマチエール(絵肌感)を工夫する傾向が強いです。日本画と中国画の共通点・異なる点を感じながら、楽しく個性豊かに描いてみましょう。

テーマ : 展示会、イベントの情報
ジャンル : 学問・文化・芸術

2018-09-11

「日中藝術展 ─ 一衣帯水 ─」(中国上海・雲間美術館)盛大に開催、後藤 仁(后藤 仁)!!その1

 2018年8月24日~28日にかけて、中国(中華人民共和国)上海雲間美術館にて、「日中藝術展 ─ 一衣帯水 ─」が開催されました。初日のオープニングセレモニーには、上海市政协副主席 徐逸波 氏、浦东新区前统战部副部长・侨办主任 钟翟伟 氏、上海市人大代表・日本瑞穗银行中国总行副行长 聂明 氏、日本驻沪总领事馆首席领事 亀井啓次 氏、雲間美術館館長・日本亚洲友好协会理事长 徐迪旻 氏、世界著名安永会计事务所主任 徐艳 氏、陈佩秋公益基金会副秘书长 谢兴 氏、上海总工程师协会能效与环保专业委员会主任・专家智库负责人 金贤 氏、央视城市中国栏目主编 陈晓明 氏、中国黑陶协会会长 刘浩 氏 他、百余名の各界の名士の方々が集いました。
 8月26日には、在上海日本国総領事館にて、日本画ワークショップ「日本画を描こう」も開催され、多くの中国の中高生・親御様が参加され、大いに楽しまれました。

          *

 8月24日(金)、画廊宮坂での個展を2日残して、中国上海に旅立ちました。朝9時45分 成田 発→11時50分 上海・浦東空港 着。速攻で空港を抜けて、地下鉄で移動して、1時間余りで上海環球金融中心ビルの「雲間美術館」に到着。元(中国のお金)の手持ちがあり両替の必要もなく、リュックサック一つなので荷物を預ける必要もなく、いくら私が旅慣れているとはいえ、2時からのオープニングセレモニー(開幕式典)に間に合わせるのは大変でした。式典の20分前に滑り込みです~。
 会場には既に多くの人々が集まっていました。何社かの中国系新聞や中国公共テレビ局も取材に来ていました。上海市政协副主席 徐逸波 氏や雲間美術館館長 徐迪旻 氏や日本側作家代表として伊東正次さんが、テレビ局のインタビューを受けていました。私自身も私の作品もテレビ・新聞にはほとんど映っておらずに残念~。多分、今回参加した作家中では、私が一番、中国に通じており、中国国内での認知度も高い方だと思いますが、テレビ局・新聞社・美術館の人達はそこまでは把握していませんので、やむを得ません・・・。しかし、これは一番苦労した代表者・幹事の特権なのですね~。
 オープニングセレモニーはその後も盛大に進行し、各界の名士によるスピーチが続き、中国美女2名による伝統舞踊も披露されました。

雲間美術館パンフレット「一衣帯水」(雲間美術館) 展覧会パンフレット

雲間美術館パンフレット「一衣帯水」(雲間美術館) 展覧会パンフレットより

雲間美術館上海環球金融中心ビル(上海ワールド・フィナンシャル・センター/上海森ビル) この上海を代表する巨大ビルの29階に「雲間美術館」があります。

雲間美術館雲間美術館 入口

雲間美術館「オープニングセレモニー」 上海市政协副主席 徐逸波 氏、雲間美術館館長・日本亚洲友好协会理事长 徐迪旻 氏他、作家の皆様と

雲間美術館「オープニングセレモニー」 日本驻沪总领事馆首席领事(在上海日本国総領事館 首席領事)亀井啓次 氏、作家・コーディネーターの皆様と

雲間美術館日本側作家 (左から)棚町宜弘(日展所属 日本画家)、伊東正次(日展所属 日本画家)、私・後藤 仁(日本画家・絵本画家)、早川 剛(日本画家)、浅葉雅子(日本画家) (敬称略)

雲間美術館雲間美術館 会場

雲間美術館雲間美術館 会場

雲間美術館後藤 仁 日本画作品  「トン族琵琶歌~チャンファメイ」(P25号)、「連獅子(大垣祭・玉の井軕)」(F15号) 他の人は大作を丸めて搬入しましたが、私の作品は画面保存上、丸められないので、比較的小品のみの展示です。

雲間美術館作品と私・後藤 仁(中国では、后藤 仁 と書きます)

 今回の上海での宿の選択は、最近お世話になっている貴州省日本観光センターの方にお任せし、宿泊費は安めで三ツ星クラスと安心そうな「上海南泉大酒店」に7泊しました。一泊シングルルーム(シャワー・トイレ、朝食ビュッフェ付)で280元(約4750円)と上海の浦東新区でこのクラスでは安い方です。部屋は広くて快適で、朝食のビュッフェもそこそこ美味しくて(食事の画像は見て面白いのですが、この宿では写真撮影は不可でした)、ハード面は価格に対して申し分ないのですが、そこは今の中国・・・、スタッフのサービス業としての鍛錬はまだまだ未熟で、スタッフの態度・対応の悪さ等、幾つかの問題点がありましたが、今後の国際化の中での中国サービス業の進歩に期待しましょう・・・(上から目線で偉そうですが、日本や数々の国を見て来て比較して、そう思うのです)。

 ワークショップの日を除いて、会期中に毎日、数時間は会場を訪れましたが、中国ではオープニングセレモニーに全精力を注入するので、その後の会期中に来られるお客様はパラパラです。この辺りが日本での展覧会との大きな違いですが、このオープニングセレモニーの力の入れようは、私達、日本の作家も学ぶ点があります。
 25日(土)は雲間美術館に寄った後、伊東正次さん、早川 剛さんと、上海巡りをしました。人民公園では、多くの親同士が集合して結婚仲介をするという噂に聞いていた現場を、直に見れて面白かったです。上海当代芸術館(入場料80元=約1350円)で中国人現代アーティストの作品を拝見。上海の最新美術シーンは、雲間美術館、上海博物館 等での伝統的絵画展示を除いては、ほとんど「現代アート」です。伊東さんが明日のワークショップの準備の為に抜けたので、早川 剛さんと、M50という画廊がたくさん集まった地域を見学。今の上海は画廊も誠に盛んです。

上海当代芸術館上海当代芸術館

 26日(日)は、『中高校生のための日本画ワークショップ「日本画を描こう」』が、在上海日本国総領事館 多目的ホール・広報文化センターで開催されました・・・。

 この模様は、また次回といたしましょう・・・。

  日本画家・絵本画家 後藤 仁(后藤 仁)
    
          *

『日中平和友好条約締結40周年記念絵画展/日中藝術展 ─ 一衣帯水 ─

2018年8月24日(金)~28日(火)

 24日(金) オープニングセレモニー(開幕式典) 14:00~ (雲間美術館にて開催)
 26日(日) 日本画ワークショップ『日本画を描こう』 14:00~ (在上海日本国総領事館にて開催、要予約・中国人中高生のみ)

中国(中華人民共和国)上海 「雲間美術館」  
 中華人民共和国・上海環球金融中心ビル(上海ワールド・フィナンシャル・センター/上海森ビル) 29階

○上海雲間美術館 公式サイト
http://aihua-jp.com/上海雲間美術館/

○上海環球金融中心-SWFC- 上海森ビルオフィシャルサイト
http://www.swfc-shanghai.com/?l=ja


〔テレビ局・新聞 報道の一部〕

●中国公共テレビ放送 “一衣带水”2018年中日艺术展在上海举办
https://www.newscctv.net/219news/video.html?videoId=9D086447-AE03-71C4-0940-9A486E4DE2B6

●云间美术馆举办“一衣带水”2018中日艺术 - 中新社上海(中国新聞網・上海新聞網)
http://www.sh.chinanews.com.cn/wenhua/2018-08-27/43940.shtml

●云间美术馆举办“一衣带水”—2018中日艺术展 ─ 城市中国
http://cctvcitycn.com/news_show-1545.aspx


テーマ : 展示会、イベントの情報
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

後藤 仁(GOTO JIN)

Author:後藤 仁(GOTO JIN)
 ~後藤 仁 公式ブログ1~
日本画家・絵本画家 後藤 仁(GOTO JIN)の日本画制作、絵本原画制作、写生旅行、展覧会などのご案内を日誌につづります。

  〔後藤 仁 略歴〕
1968年兵庫県赤穂市生まれ。15歳、大阪市立工芸高校美術科で日本画を始める。東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業、後藤純男先生(恩賜賞受賞者)に師事。在学中より約12年間、旧岩崎邸、入船山記念館、孫文記念館(移情閣)等の金唐革紙(手製高級壁紙)の全復元を行う。卒業以降は日本画家として活動し、中国・インドをはじめ世界各地に取材した「アジアの美人画」をテーマとする作品を描き、国内外で展覧会を開催する。近年は絵本の原画制作に力を入れる。
○絵本作品に『ながいかみのむすめチャンファメイ』(福音館書店)、『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)、『わかがえりのみず』(鈴木出版)、『金色の鹿』(子供教育出版)、挿絵作品に『おしゃかさま物語』(佼成出版社)。『犬になった王子 チベットの民話』は、Internationale Jugendbibliothek München ミュンヘン国際児童図書館(ドイツ)の「The White Ravens 2014/ザ・ホワイト・レイブンス 国際推薦児童図書目録2014」に選定される。NHK日曜美術館の取材協力他、テレビ・新聞等への出演・掲載も多い。
○東京藝術大学・デザイン科非常勤講師。東京造形大学・絵本講師。金唐革紙保存会 主宰。日本美術家連盟(常任理事:中島千波先生 他)会員。日本児童出版美術家連盟(童美連)(太田大八先生、赤羽末吉先生、いわさきちひろ先生らが創設)会員・理事。絵本学会(太田大八先生らが創設、現会長:松本 猛先生)会員。日本中国文化交流協会(井上 靖先生らが創設)会員。この本だいすきの会(代表:小松崎 進先生)会員。千葉県松戸市在住。

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絵本ナビ「犬になった王子  チベットの民話」絵本ナビ「犬になった王子 チベットの民話」
絵:後藤 仁 /文:君島 久子 /出版社:岩波書店絵本ナビ


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